3月7日(土)、岡山国際サーキットでスーパーGT公式テストの2日目が行なわれた。トップタイムは36号車au TOM'S GR Supraだった。
テスト初日の6日(金)は平日開催で一般公開されなかったが、2日目であり最終日の7日には多くのファンがサーキットに来場。昨日は午前・午後共に曇りのセッションであった一方で、2日目は快晴の中スタートした。ただ気温は10℃を下回る寒さで、9時の午前セッション開始直後の路面は、昨夜の雨の影響で完全には乾き切っていない状態であった。
開始30分というところで、38号車KeePer CERUMO GR Supraの小林利徠斗がバックストレート脇で横を向いてストップ。これで赤旗が出され、この日最初のセッション中断となった。38号車はリヤにダメージを受けていたようだが、その後カーボン地のカウルを装着して走行を再開することができた。
2度目の赤旗は、GT300クラスの18号車UPGARAGE AMG GT3がヘアピンのグラベルランオフでスタックしたため。回収には時間がかかり、セッション終了時間が20分後ろ倒しにされた。
最終的なトップタイムは、36号車au TOM'S GR Supra。4連覇を狙う絶対王者が初日から3セッション連続の一番時計を記録した。36号車はまず坪井翔が1分18秒009というタイムでトップに立つと、その後山下健太に交代してロングランを行なうなど順調にプログラムをこなした。
初日はタイムシートの上段に入れなかったホンダのプレリュードGTだが、100号車STANLEY HRC PRELUDE-GTが1分18秒049というタイムで僅差の2番手につけた。ただこれは初日に100号車が記録したベストタイム(1分48秒048)とほぼ同タイムであり、トヨタ勢、日産勢は初日の段階で軒並み1分17秒台に入っていることは記しておくべきだろう。
3番手は37号車Deloitte TOM'S GR Supra。日産最上位の4番手は、初日から好調の12号車TRS IMPUL with SDG Zだった。
GT300クラスは1分25秒152を記録した52号車Green Brave GR Supra GTがトップで、2番手は60号車Syntium LMcorsa LC500 GT、3番手は32号車ENEOS X PRIME AMG GT3と、初日から好調のチームが上位につけた。
午後セッションは天候不良と度重なる中断でやや消化不良のセッションとなった。
開始直後には、31号車apr LC500h GTが1コーナーでコースオフしたことに伴い1回目の赤旗。その後16号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTも1コーナーを飛び出し2回目の赤旗となった。この2回目の赤旗時はコース上のオイル処理も並行して実施したため30分近くセッションがストップした。しかもその間に若干みぞれが降るなどコンディションは悪化し、セッションが再開してまた晴れ間が見えてきたと思えば今度は24号車リアライズコーポレーション Zがヘアピンのグラベルに埋まり、時間はどんどん過ぎていった。
チェッカー時間が16時から16時05分に延期され、各車は終盤に11分だけ走ることができた。ただトラフィックの影響もあってか、セクターベストをつけながらもラップタイムを更新できない車両が多かった。
トップタイムは、セッション中盤に福住仁嶺が1分18秒076をマークした14号車ENEOS X PRIME GR Supra。2番手に24号車リアライズコーポレーション Z、3番手に12号車IMPULが続いた。ただ、午前にau TOM'Sが記録したタイムが2日目の最速であった。
そしてテスト2日間の総合ベストタイムでも、au TOM'Sがトップ(1分17秒446)。シーズン中にはないであろうレベルの低温コンディションであり、今後に向けた参考になるかどうかは未知数なところだが、いずれにせよシリーズ4連覇に向け幸先の良いスタートを切った。同2番手は38号車KeePer CERUMO、3番手は12号車IMPULで、プレリュードの最上位は17号車Astemo HRC PRELUDE-GTの8番手にとどまった。
GT300は午前に続いて午後も52号車Green Braveがトップタイムだったが、2日間の総合タイムでは60号車LMcorsaが最速。上記2台と32号車ENEOSが、GT300の総合トップ3であった。
スーパーGTは2週連続で公式テストを実施。次は富士スピードウェイで3月15日(日)、16日(月)にかけて実施される。

