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「自分の力はこんなもんじゃない」。ロス世代の20歳ウインガーが新天地セレッソでさらなる進化に意欲「点を取って、流れに乗りたい」

「自分の力はこんなもんじゃない」。ロス世代の20歳ウインガーが新天地セレッソでさらなる進化に意欲「点を取って、流れに乗りたい」


 アーサー・パパス監督体制2年目を迎え、2026年J1百年構想リーグで優勝を狙っているセレッソ大阪。だが、WESTの序盤戦は白星先行といかず、4節終了時点で勝点4の8位と不本意なスタートを強いられていた。

 昨季までの彼らは「点は取れるが失点も多い」というチームだったが、今季は「失点は減ったが得点も取れなくなった」という状況。3月7日の第5節、ホームでの清水エスパルス戦では手堅い守備を維持しつつ、ゴールをこじ開け、勝点3を手にしたかった。

 そこで期待されたのが、“J1”というカテゴリーで初先発を飾った20歳の横山夢樹だ。今季にFC今治からC大阪に加入したロサンゼルス五輪世代のウインガーは、ここまで3試合に途中出場し、着実に出場時間を増やしていたが、ついにこの清水戦では、右サイドでスタートから起用された。

「練習で少し右をやっていたんですけど、左よりやりづらいのは確かにありました。でもそれを言い訳にしたくなかった。これから右をやる機会もあると思うし、両方できることはめちゃくちゃ強みになる。試合を重ねてどんどん良くしていきたい」と、本人は不慣れな右サイドを前向きに捉えて、試合に入ったという。

 1月のU-23アジアカップでは、左サイドでのドリブル突破が光った横山。だが、清水戦では対面のベテラン吉田豊に徹底的にマークされ、立ち上がりは思うように1対1で抜き切れなかった。

 インサイドに持ち込んでフィニッシュに絡もうとするも、守備の網に引っ掛かってしまう。27分と31分には思い切ったシュートを放ったが、枠を捉えられない。前半はやや不完全燃焼感も残ったのではないか。
 
 後半はC大阪が清水を圧倒したこともあり、横山がボールを触る回数も増えていく。右の縦関係を形成するディオン・クールズとの連係で崩すシーンも見られるなど、より組織で攻略しようという意識も目立った。

「自分にボールが入ると、1人の相手に向かってドリブルしてしまって、結果的に周りをうまく使えない状況が前半は起きていた。ボールが来る前からもっと顔を上げて、余裕を持ってプレーすれば、ワンツーとかで中に入ってフィニッシュに絡める形が増えると考えていました。

 セレッソは技術の高い選手が近くにいますし、信頼してボールを出せば自分に戻ってくることも多くなる。うまく人を使いながらやれれば、シュートまで行ける。そう思いながらやりました」と、横山本人も話す。周りをうまく使うことで、彼の突破力がより際立ってくるはず。個と連係のバランスを見出すことが、J1で圧倒的なインパクトを残すための大きなポイントになってきそうだ。

 結局、横山は67分に阪田澪哉と交代。チームは0-0のまま90分を終えることになった。最終的には新守護神の中村航輔の活躍でPK戦勝ち。勝点2を手に入れることに成功した。
 
 パパス監督は、同じく初先発だった石渡ネルソンを含めて「これ以上ないものを見せてくれた。勇気を持ってプレーし、ハードワークもして、試合にインパクトをもたらしてくれた。これを土台にもっともっと成長していくと思う」と、横山らへの期待値の高さを示した。

 けれども、背番号14を付ける金髪の若武者は「まったく良いとは思わないので」とキッパリ。「自分の力っていうのは、こんなもんじゃないですし、さらに力を発揮するために、ポジショニングだったり、いろいろ改善点をしっかり見直していきたい」と毅然と前を見据えていたのだ。

 やはり横山としては、ゴールに直結する仕事を早く見せたい気持ちが強いのだろう。「あと2~3節くらいまでには点を取って、流れに乗りたい」とも語っていた。ロス五輪世代の主軸の1人として成長曲線を引き上げていかなければ、近い将来のA代表入りを狙えないという危機感も少なからずあるはずだ。

 そのためにも、自身のストロングである突破力を右サイドでも存分に発揮できるようにブラッシュアップさせ、周囲との連動性も引き上げていく必要がある。
 
 横山は、川崎フロンターレの伊藤達哉を引き合いに出し、「達哉さんは少ないタッチ数でフィニッシュまで行っている印象があります。タイミングを外して、右足でシュートを打ってゴールを決めちゃえばヒーローになれる。自分もシュートの振りは早いと思うので、ドリブルで抜かなくても決められるようにしていきたい」と意欲を燃やす。

 伸びしろしかない次世代のアタッカーは今後、グングンと成長していくに違いない。早くゴールという結果を残して、確固たる自信を手にしてほしいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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