アイザック・ハジャーは、レッドブル昇格後初の予選となったF1オーストラリアGPの予選で3番手。自信を深めたハジャーは、マックス・フェルスタッペンがQ1でクラッシュを喫したため、チームの期待を一身に背負った状態で決勝レースを迎える。
Q1、Q2共に5番手タイムを記録してQ3に進んだハジャーは、Q3で素晴らしい走りを披露。圧倒的なパフォーマンスを見せたメルセデスに次ぐ、3番グリッドを獲得した。
エンジニアが無線で結果を伝えると、ハジャーは思わず笑い出し、その後チームを祝福した。
「よくやった、よくやった。おおおおお、よくやった、よくやった! みんな、ありがとう。とてもスムーズなセッションだったよ」
ハジャーはレッドブルとの最初の予選で達成感を味わいながらパルクフェルメに戻ったが、セッション後のインタビューでも注目を浴びた。
「予選ではとても落ち着いていた。ご存知のように、予選の前から週末全体が少し複雑だった。僕たちはトップ3の座を争える立場にいなかったんだ」
「フェラーリとマクラーレンが自分たちより少し速い印象はあったが、セッションを通して大きく進歩し、最後のラップはとても良かった」
記者会見で、自身の進歩とセッション中に感じた落ち着きについてし、彼はこう付け加えた。
「僕の短いF1キャリアで、摩耗したタイヤでもラップごとにタイムを向上させられたのは初めてだと思う」
「僕はただ自分のパフォーマンス向上に集中したんだ。ラップ全体を通してエネルギーマネジメントを非常にうまくこなせた。昨日と比べるとかなり安定していた。昨日はかなり悪かったからね」
「トップ10入りがこれほど簡単だったのはキャリア初だ。これでプロセス全体が格段に楽になる。望む準備ができ、多少のミスも許容できる。つまりプレッシャーはさほど高くなかった。それで十分だった」
「(フェルスタッペンのクラッシュにより)実際、プレッシャーは増えなかった。僕は3番手だけど、マックスが予選を走れていたら自分がここにいるかは分からない。最高のドライバーと競いたい。今日はそれが叶わなかった。だから中国GPでそれをやりたいね」
ここ数年、フェルスタッペンのチームメイトはF1で最も難しい役割だとみなされてきた。彼の前にこのシートに座っていたドライバーたちと同じ道を辿らないためにも、最高の形でシーズンをスタートさせる必要があるのか問われると、ハジャーは自信をのぞかせた。
「僕たちは同じマシンに乗っているんだ。だから、より優れたドライビングを見せた者がより良い仕事をし、より良い結果を得る。それだけのことだ」と彼は断言した。
レッドブルのマシンであるRB22のポテンシャルについて問われると、彼はまず「シーズン終了までに大きく変化する」と前置きした上で、こう簡潔に付け加えた。
「自分たちの弱点は把握している。信頼性の高さはプラス要素だけど、純粋なパフォーマンスが不足している」
決勝に向けて、レースでメルセデスに対抗できるかと問われると、3位表彰台が目標だと彼は語った。
「僕にできるのは、彼らより良いスタートを切ることだけだ。でもその後は……今のところ彼らは速すぎるから、自分のポジションをキープしようと思う。2度目の表彰台は悪くないね。ただ、勝つためのペースは僕たちにはない」

