・ケーキ登場!
しばらくして運ばれてきたマロンパイを見ると……。
めっちゃでっかい!!!!!!
HARBSのケーキは直径が大きいだけでなく、かなり高さもある。なので1ピースで普通のケーキの2ピース……いや、3ピース分はある。1ピース900円だけど、コスパは最高である。
(今回注文したマロンパイは、クリームが主体なので、銀紙を外したときにちょっと崩れてしまった!)
カットしてみると、生クリームの層、マロン入りのカスタード層、パイ生地、そして栗の甘露煮という構成。
食べて驚いたのが、まず生クリームの軽さ。緩さから察するに、脂肪分が少し控えめにしてあるのではなかろうか。
そして、カスタードの中にもマロンがゴロゴロ入っているうえに、洋酒の香りが効いている!
カスタードなのに、大人の味わい。公式サイトに各ケーキのお酒の強さが書いてるけど、これよりもっと洋酒を効かせたケーキもあるらしい。
生クリームとカスタードのバランスが絶妙で、しっかり甘いのにくどくない。そして、どこを切って食べても栗がゴロゴロ入ってるし、巨大な甘露煮までついてるので、思う存分、栗を堪能できる。
最近トレンドのデコレーションがいっぱいのケーキとは違って、素材自体はとってもシンプルだから、ホームメイド感にあふれているなあ。でも、こういう手作りっぽさがあるケーキって最近減ってきてるからこそ、貴重な気がする。
そして、同じレシピを何年も作り続けて、ブラッシュアップしている……というとおり、味自体は洗練されているのだ。
1ピース食べ終わったころには、本当にお腹いっぱい! ケーキをお腹いっぱい食べるという夢を叶えられて嬉しい。
ちなみに、紅茶もダージリン、セイロン、アッサム、ディンブラなど種類が豊富。アールグレイやアップルなどのフレーバーティーもあった。しかも、デカめのポットで2〜3杯分くらい出てくるのである。
・納得せざるを得ない
これは、友達とのカフェでのおしゃべりも捗るわ〜。そして、HARBSじゃないとダメって並ぶ気持ちもわかる!
ケーキが大きくて満足感があるだけじゃなくて、めちゃくちゃ美味しい。しかも、季節によって使っているフルーツが変わるわけで……。
数ヶ月ごとに旬のフルーツを使ったケーキに変更するっていうのも上手いなと思う。
旬の果物は美味しいうえに安い。一番美味しい時期に、安くたくさん仕入れられるわけで、コスパがめちゃくちゃ高いやり方である。
大きなケーキをたらふく食べたあと「HARBSはケーキ界のコメダ」という言葉が頭をよぎった。
はっ、よく考えたらコメダ珈琲店も名古屋発だし、名古屋ってデカ盛りで美味しい店の聖地なのかも……?
ちなみに、食べ終わって帰るときにショーケースを見たら、ケーキは見事に完売していた!
美味しいケーキをお腹いっぱい食べたくなったら、また頑張って若者に混ざって並ぼう。
