世界耐久選手権(WEC)に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、新たな空力パッケージを搭載したGR010 ハイブリッドだと思われるティザー画像を、SNSで公開した。
WEC富士では、TGRヨーロッパの副会長である中嶋一貴の発言により、来季トヨタが”エボ・ジョーカー”を使いGR010 ハイブリッドのアップデートを予定していること、それが空力とマシン制御に関わるものであり、10月上旬からテストが開始されることが明らかとなっていた。
トヨタが投稿した画像から、今確認できる特徴をピックアップしてみよう。まずは正面。従来のGR010は先代のLMP1マシンであるTS050に近い、横にLEDが並んだデザインとなっているのに対し、ティザー画像のマシンはトヨタの市販車により近いデザインとなっている。これだけでも、これまでとはかなり違った印象を受けるはずだ。
またこれまでGR010のフロント部分は、前面がラウンド形状でありつつも、箱型に近い左右フロントフェンダーをデルタウイング状のパネルが繋いでいた構造だったが、横からのティザー画像を見る限り、フロントフェンダーは前に張り出しているように見えるため、形状は大きく変わっていそうだ。
後方からの画像を見ると、これまでは無かった特徴的な形状のリヤライトも目を引くが、中央部分が一段低くなったリヤウイングもこれまであまり見られなかったデザインだと言える。
投稿には『我々のFIA WECストーリーの次なる章に向けて、新しい見た目を近日公開』とテキストがつけられている。10月8日と9日にポールリカールで行なわれる予定のテストで、さらなる情報が解禁されることを期待したい。

