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VSC中にピットインできていれば……開幕戦勝利を逃したフェラーリ。しかしバスール代表「問題は戦略ではなくペース」

VSC中にピットインできていれば……開幕戦勝利を逃したフェラーリ。しかしバスール代表「問題は戦略ではなくペース」

メルセデスのワンツーフィニッシュで幕を開けた2026年シーズンのF1。ただ今回の開幕戦オーストラリアGPではフェラーリが、メルセデスの勝利を脅かす活躍を見せた。

 予選ではシャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが7番手に終わったフェラーリ勢だが、武器とされるスタートの良さを活かし、オープニングラップでルクレールがトップ、ハミルトンが3番手までジャンプアップ。そこからはメルセデスのジョージ・ラッセルと接近戦を繰り広げ、この3台による優勝争いになるかと思われた。

 ターニングポイントとなったのは11周目、アイザック・ハジャー(レッドブル)のマシンがストップしてバーチャルセーフティカー(VSC)が出された時だ。ここでメルセデスはピットインしてタイヤを交換したが、フェラーリ勢はステイアウトを選択した。この時ハミルトンは、チームのどちらか一方は相手に合わせてピットインすべきだったのではないかと無線で訴えていた。

 その後18周目にもバルテリ・ボッタス(キャデラック)がピットレーン入口手前で止まったことで2度目のVSCが出たが、フェラーリ勢がVSC下で最終コーナーに近付く頃には、ボッタスのマシンを回収するためにピットレーン入口がクローズになってしまっていた。フェラーリは本来このタイミングで入ろうとしており、フレデリック・バスール代表もSky Italiaに対し「不運だった」と認めている。

 その後ルクレールは25周目、ハミルトンは28周目にピットストップを行なったが、VSC中のピットでロスタイムを軽減できたメルセデス勢は、ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリによるワンツーを達成した。

 1度目のVSCでメルセデス勢がピットインした時も、戦略はプラン通りに行くとドライバーに伝えていたフェラーリ。バスール代表としても、58周のレースのかなり早い段階でタイヤを替えたメルセデスが最後まで走り切れたことは予想外だったようだ。

「タイヤがあれほど持ったことに我々は皆驚いた。あのタイヤなら350周くらい走れそうだったからだ。彼らはそのアドバンテージを最大限に活用した」

 レース後、Canal+にそう語ったバスール代表。その後の記者団への取材でも、この話題についてさらに詳しく説明した。

「現実的に見れば、昨日の時点で彼らは我々より0.8秒速かった」

「レースのあの段階で、誰も1ストップになるとは予想していなかった。我々は自分たちにとって最適な戦略を狙った。そしてその最適解はスティントを伸ばすことだった」

「問題は戦略判断ではなく、純粋なペースに尽きる」

「メルセデスのペースは我々より良かったと思う。彼らがピットに入ってからは我々よりコンマ3、4秒速く、そのペースをスティントを通して維持していた。レース序盤は戦うことができていたのかもしれないが、その時は割とタイヤを使っていたからね」

 そのためバスール代表は、ルクレールが3位、ハミルトンが4位となり、優勝したラッセルから16秒遅れとなったにもかかわらず、今回の結果を前向きに捉えている。

「戦略について後悔はない。今日のペースについても後悔はない。昨日のことも踏まえて、我々はこうしたということだ。今は(次戦)中国GPに集中しようと思う」

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