
ヴォギュエ(Vogüé)家は、フランスの南東部アルデッシュ県にあるヴォギュエ村をその名前の由来とする名門の一族です。
現在もイル・ド・フランスやブルゴーニュにその名を冠する邸宅や城が残っています。
また、ブルゴーニュワインの愛好家であれば、シャンボール・ミュジニー村のドメーヌ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ、シャンパン好きならモエ・エ・シャンドン の創始者の一人として「ヴォギュエ」の名前が浮かぶことでしょう。
一族は他にも国会議員や外交官、学者等も輩出しており、育つ環境はもとより頭脳明晰な遺伝子が存在するのだろうなと思わずにはいられません。
そんなヴォギュエ家が所有していた邸宅の1つがコート・ドール県のディジョン市の中心街に建っています。
ノートルダム教会の裏手にあり、装飾たっぷりな薄ピンクの石のエントランスをくぐると、内側の壁や屋根の凝ったデザインを楽しむことができるのです。
このヴォギュエ邸、実は見落としがちなスポットが。
それは中心街の小さなオアシス的空間となっている庭の存在です。
というのも、その庭の入り口は豪華な邸宅のエントランスとは別で、その数メートル左手にもう一つ通路がひっそりと存在しているからです。
このヴォギュエ家の元邸宅と庭を堪能したら、すぐ隣にあるお土産屋さんが併設するカフェで一休みしましょう。
外からは全く見えませんが、このカフェの小さな中庭も、心休まる緑の空間が楽しめます。

