4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが、2026年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦することが発表された。
数ヵ月にわたる憶測の末、フェルスタッペンのニュル24時間参戦がついに公式にアナウンスされた。5月14日〜17日に開催される伝統ある耐久レースでフェルスタッペンは、レッドブルカラーのメルセデスAMG GT3をドライブ。メルセデスのファクトリーサポートを受けるウィンワード・レーシングから、フェルスタッペン・レーシング名義で参戦する。チームメイトはメルセデスファクトリードライバーのルーカス・アウアー、ジュール・グーノン、そしてジェネシスのハイパーカードライバーであるダニエル・ジュンカデラだ。
アウアー、グーノン、ジュンカデラはいずれもニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)での豊富な経験を持ち合わせている。また後者ふたりは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパにもウィンワードのドライバーとして参戦している。
フェルスタッペンら4人は、今月行なわれるNLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)にも出場する。元々このレースはF1日本GPと同じ週末である3月28日に予定されていたのだが、24時間レースに向けた準備として少なくとも1戦はNLSに出たいと主張していたフェルスタッペンの要望を受け、メルセデスの働きかけにより1週間前倒しされた。
フェルスタッペンは昨年11月にNLSでノルドシュライフェを初経験。ただその時走らせていたのはエミール・フライ・レーシングのフェラーリ296 GT3であり、メルセデスではなかった。
メルセデスのカスタマーレーシング部門責任者ステファン・ヴェンドルは次のように語った。
「この強力なドライバーラインアップにより、伝統的に強豪の集まるニュルブルクリンク24時間においても非常に良い体制が整った」
「フェルスタッペン・レーシングと共に、それぞれの強みがうまく補完し合うバランスの取れたドライバーラインアップを作ることができた」
「マックス・フェルスタッペンと彼のチームがAMGラインアップの一員となったことを非常に誇りに思う。運営チームのウィンワード・レーシング、そしてタイヤパートナーのミシュランとともに、メルセデスAMG GT3を改めて詳細に分析し、さらなるパフォーマンス向上の可能性を探ってきた」
「2月末には南ヨーロッパで集中的なテストプログラムを開始し、ニュルブルクリンクでの成功に向けた基盤を築いている」
またフェルスタッペンも参戦に際してコメントを寄せた。
「ニュルブルクリンクは特別な場所だ。あのコースのようなサーキットは他にはない」
「ニュルブルクリンク24時間レースは、ずっと前から自分のやりたいことだったので、今回それが実現するのが本当に嬉しい」
「昨年ノルドシュライフェ用ライセンスを取得して、NLSの第9戦に出場し優勝することができた。その経験はとても価値のあるもので、今年のプログラム……つまりNLS第2戦や24時間レースに向けて活かせる多くのことを学んだ」
「ドライバーラインアップもダニエル、ジュール、ルーカスと強力で、レッドブルとメルセデスAMGモータースポーツから素晴らしいサポートも受けている。あとはイベントに向けてしっかり準備を整え、レースで自分たちのすべてを最大限引き出すことが大事だ」

