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【北中米W杯出場国紹介|第23回:ベルギー】チームのサイクルとしては過渡期。フランス人指揮官は徐々に新陳代謝を進める

【北中米W杯出場国紹介|第23回:ベルギー】チームのサイクルとしては過渡期。フランス人指揮官は徐々に新陳代謝を進める


 現在のFIFAランキングは9位のベルギー。本大会の抽選会でもポット1に組み込まれるなど、トップレベルの強豪国であることは間違いないが、チームのサイクルとしては過渡期にある。現時点では優勝争いの二番手グループとして位置づけられるかもしれない。

 ベスト8ながら、確かなインパクトを残した2014年のブラジル大会から、ロベルト・マルティネス監督が率いて3位に輝いた2018年のロシア大会までは、ベルギー代表の歴史でも“黄金期”と言える。

 しかし、長くチームを支えてきた主力も徐々にピークを過ぎていくなかで、前回のカタール大会はグループステージ敗退。ドメニコ・テデスコ前監督のもと、意を決して臨んだUERO2024でも、ラウンド16でフランスに敗れて、あっさりと大会を終えた。

 昨年1月に就任したフランス人のリュディ・ガルシア監督は、ネーションズリーグのプレーオフに始まり、W杯の欧州予選を戦いながら、徐々にチームの新陳代謝を進めた。

 もちろん、守護神のティボー・クルトワ(R・マドリー)やケビン・デ・ブライネ(ナポリ)、アクセル・ヴィツェル(ジローナ)のような頼もしいベテランもいるが、前線、中盤、最終ラインそれぞれで、気鋭のタレントが台頭してきている。

 4バックの中央は、主にアルテュール・テアテ(フランクフルト)とコーニ・デ・ヴィンテル(ミラン)がコンビを組み、左サイドバックから2005年生まれのヨアキン・セイス(クラブ・ブルージュ)が攻守に躍動する。

 中盤は試合に応じて1ボランチと2ボランチを使い分けるが、どちらにしてもプレミアリーグで活躍中のアマドゥ・オナナ(アストン・ビラ)と各カテゴリーの代表でキャプテンを担ってきたニコラス・ラスキン(レンジャーズ)が要となる。

 ベテランのヴィツェルはベンチスタートが増えているが、本大会ではスタートからでも、途中からでも頼りになるはず。ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ)が中盤に入れば、ビルドアップのクオリティが一段上がる。
 
 キャプテンでもある司令塔のデ・ブライネは、彼らのインテンシティに支えられながら、より前向きなプレーで、得点に直結するパスやシュートで違いをもたらしている。欧州予選では6試合の出場で6得点を記録。昨年10月に右太ももを負傷し、長期離脱を強いられたが、本大会にアジャストしてくると見られる。

 最前線で攻撃を引っ張り、デ・ブライネと縦のホットラインを構築するのが、大型FWのシャルル・デ・ケテラーレ(アタランタ)だ。長らくエースに君臨してきたロメル・ルカク(ナポリ)も怪我から復帰してきているが、所属クラブでの出場時間が限られているだけに、ガルシア監督がどう判断していくか。

 左右からはレアンドロ・トロサール(アーセナル)とジェレミー・ドク(マンチェスター・C)の二人が個の仕掛けとコンビネーションを織り交ぜて、チャンスを作り出す。24歳のドクは、プレミアリーグでなかなか得点数を伸ばせていないが、欧州予選では5得点を挙げて、無敗での首位突破に大きく貢献した。

 主力メンバーはある程度、固まってきていると見られるが、大型センターバックのゼノ・デバスト(スポルティング)や小柄な高速ウインガーのマリック・フォファナ(リヨン)など、本大会で躍進するために、ブレイクが期待される若手もいる。

 グループステージはエジプト、イラン、ニュージーランドが相手で、チームのポテンシャルを発揮すれば、首位でラウンド32に進める可能性は高いだろう。その先を勝ち上がっていくためには、プラスアルファの力が必要になってきそうだ。

文●河治良幸

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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