F1オーストラリアGPを11位で終えたエステバン・オコン(ハース)は、レースでの苦戦は、1年前と同じだとフラストレーションを溜めている。
ハースにとって新レギュレーションへ切り替わって最初のレースはまずまずの結果だった。12番グリッドスタートのオリバー・ベアマンが、7位入賞を果たしている。
ただチームメイトのオコンは不満げだ。彼はスタートで13番手からトップ10圏内を争う位置につけたが、すぐにマシンの問題に直面したという。マシンが至る所でオーバーステアとなっていたことで、タイヤをすぐに痛めてしまったとオコンは説明する。
そしてこの状況は2025年シーズンの開幕時にハースが抱えていた問題にそっくりだと話した。
「正直に言って、僕らにとっては失望するレースだったというのが結論だ」
オコンはそう語る。
「特にスタート直後の状況はそうだ。大きくポジションを上げたし、かなりいいレースになるはずだったんだ」
「VSC中にピットインできたのも良かった。すべて順調に見えた。でもその後、自分たちのラップタイムを見て衝撃を受けた」
「コーナー進入のあらゆる場面でオーバーステアが出ていた。そのせいでタイヤを非常に早い段階で痛めてしまった。デグラデーション(タイヤの性能劣化)も大きかった。まるで昨年の悪夢の再現だ。まったくうまくいかなかった頃の状況だ」
「僕らは2台の異なるマシンになっている。僕とオリー(ベアマン)で、また全く異なる問題を抱えているんだ。フラストレーションが溜まりだしているよ」
「レースではアンダーステアの傾向のマシンを使ったのに、全く逆になっていた。本当にフラストレーションが溜まる。予選では上手く機能させることができるけど、デグラデーションのあるレースではそうはいかない。当然だろう」
なおオコンは、マシンに何かトラブルが発生していた可能性も考慮している。
「壊れていたのかもしれない。修理が正しく行なわれていなかったのかもしれないし、別の何かが壊れていたのかもしれない」
「ただひとつ確かなのは、とても乗りやすいマシンではなかったということだ」
さらに他のドライバー同様にエネルギーマネジメントもオコンの頭痛の種となった。レース中はガブリエル・ボルトレト(アウディ)やピエール・ガスリー(アルピーヌ)とバトルしていたが、そこでのエネルギーマネジメントは良い学びになったと話している。
「最終的にポイント圏外で終わった。ただ、エネルギー管理については多くのことを学べた。やり方を変えていくこともあるだろう。次のレースではもう少し上手くやれればいいね」
「できれば新しいサーキットごとにすべてを一から学び直すようなことにはならないでほしい。膨大な情報が得られた。それを整理して、次にどうなるか見ていく必要がある」

