●親子や子ども一人のおでかけが徹底的に安く!
鉄道事業者の一斉ダイヤ改正集中日の3月14日にはJR東日本、伊豆急行、つくばエクスプレス、青い森鉄道などが運賃を改定します。今春はまさに「鉄道値上げラッシュ」の様相です。
西武鉄道は全体を値上げする一方、小児運賃は大幅に値下げします。具体的には、「小児IC運賃は1乗車50円」となり、「小児向け通学定期券(磁気・IC)」は月500円、「小児向け通勤定期券(磁気・IC)」は月1000円に引き下げます。さらに、小児用PASMO限定で、1カ月1000円・3カ月2850円・6カ月5400円で西武線が乗り放題となる西武線全線フリー定期券「こども全線定期券」を新たに発売します。
なお、「通勤」とは「通学以外」という意味ですので、小学生が大人の会社員のように仕事をするわけではありません。
●独自の「こども全線定期券」は小児用PASMO限定 こども用Suicaは対象外
今回の小児IC運賃格安化は、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、「小児IC運賃1乗車50円」は、きっぷではなく、「小児用PASMO」「こども用Suica」などの小児用ICカードを利用することが条件です。さらに、よりお得な「こども全線定期券」は「小児用PASMO」限定となり、同じ子ども用交通系ICカードであるSuicaは対象外なので、いま「こども用Suica」を使用している場合、小児用PASMOに切り替える必要があります。
1か月1000円の「こども全線定期券」「小児向け通勤定期券」と、それらを利用しないフリーの乗車(往復100円)を比較すると、通塾や通院、おでかけなどで、あわせて月10回以上西武線に乗車するなら定期券のほうがお得です。また、「小児IC運賃50円」は乗車ごとにリセットされてしまうため、改札外に出る必要があるスタンプラリーなどに参加する場合は、従来通り、対象区間が乗り降り自由となるフリーきっぷを購入するか、「こども全線定期券」を購入したほうが支払額は少なくて済む可能性があります。
運賃改定後の通常の西武線の小児運賃(きっぷ)の最高額は400円、最少額は85円なので、最長区間を乗り通す場合、実に1乗車あたり350円、往復だと750円もお得に。驚きの価格設定です。

