【克服法】ヘッドの動きを抑えるため前腕を固めて振る

手首の動きでヘッドが大きく動かないように注意
ここまで説明した「ラインを出す打ち方」で、距離を落としたうえで番手間の距離を調整するのは、プロでもむずかしい技術です。
そこでおすすめしたいの「腕を硬くして振る」という打ち方。前腕とクラブでつくるY字の形を変えないように振れば、ヘッドスピードが落ちて5ヤード程度の距離を落とす調整ができるのです。「腕を硬くしてもうまくできない」という人は、短い番手でしっかり打って手前に落とせば、次の1打が楽になるでしょう。

腕のしなりや手首の動きがなくなり、振り幅も自然に小さくなる。
長い番手を短く持つとタイミングが合わなくなる

距離を落とそうとした結果、腕にゆるみが出てしまい軌道がズレてダフリが出る
番手の間の中途半端な距離の場合、長めの番手を選んで、短く持ったり、振り幅を小さくして距離を落とそうとしがち。しかし、違和感でタイミングが合わなくなったり、ゆるんでダフるなど、ミスが出てしまうことがあります。
【苦手徹底克服プログラム】ボールを両腕ではさみ両ヒジの間隔を変えずに振る

打点がそろってきたら、振り幅を大きくしていく
ヘッドの入り方とロフト角が一定のインパクトをつくる
ショートアイアンの距離でも「ベタピンに寄せる技術」はかなり高いレベルが必要とされると思います。インパクトのヘッドの入り方やロフト角、スピードなどを一定にすることが必要だからです。
下半身の動きについては、左足体重で構えて、必要以上の体重移動をしないで振ることが大切です。
上半身と腕の動きについては、ゆるみが出ないことがカギとなります。ゆるみなく振る感覚を身につけるため、両ヒジの間にやわらかいボールをはさむなどで練習してください。体幹に対して両腕が外れず、一定のポジションをキープして振れるので、インパクトがそろってきます。
いかがでしたか。ショートアイアンの苦手克服レッスンをぜひ参考にしてください!

レッスン=永松宏之
●ながまつ・ひろゆき/1982年生まれ。AbemaTVツアーのISPS CHARITYCHARITYチャレンジで優勝。2019年のQT55位。ツアーに挑戦しながらレッスン活動(golfsport.jp)もしている。ゴルフスポート所属。

モデル/山本篤さん
57歳。165cm、90kg。ゴルフ歴35年。自称練習しない万年ギリギリ90切りレベル。簡単にうまくなる方法をいつも考えているそうだ。
構成=長沢潤
写真=田中宏幸
協力=ブリストルヒル ゴルフクラブ

