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コラピントの”あわや追突”事件は、安全に対する警鐘だ……マクラーレン代表指摘「まだまだたくさんの対策をしなければ」

コラピントの”あわや追突”事件は、安全に対する警鐘だ……マクラーレン代表指摘「まだまだたくさんの対策をしなければ」

マクラーレンのアンドレア・ステラ代表曰く、F1オーストラリアGPの主催者は、安全性の懸念を軽減するために、特にスタート手順に関して「さらなる対策」を講じる必要がある認めたという。

 日曜日に行なわれた2026年のF1開幕戦オーストラリアGP。決勝スタート時には、あわやというシーンがあった。

 レーシングブルズのリアム・ローソンがスタートで大失敗し、スターティンググリッドから加速していくことができず、そこに後方スタートのフランコ・コラピント(アルピーヌ)が突っ込みそうになった。コラピントは神技で間一髪これを避け、事なきを得たが、危ないシーンだったのは間違いない。

 今季のF1は、MGU-Hが排除されたため、ターボの回転数を上げることができず、従来よりもスタートで失敗するマシンが多発するのではないかと言われていた。混乱を解消するため、スタートの合図となるレッドシグナルが点灯する前に、ターボの回転数を上げるための5秒間の”プレスタート”時間が設けられたが、それでもローソンは失敗。加速することができなかった。

 この状況は、安全性のリスクがまだ残っていることを示している。ステラ代表も、改善策を今後も検討し続ける必要があると主張する。

「懸念は依然として残っている。今回のスタートは、少し危うかった」

 ステラ代表はそう語った。

「グリッド上で大きな速度差が生じてしまった。この速度差を確実に縮めるために、何かできることがあるかもしれない」

「これは非常に技術的な問題だ。『こうすべきだ、ああすべきだ』という議論に深入りすべきではないと思う。私が言いたいのは、もっと多くのことをすべきだということだ。とにかく、スタートに関しては注意しなければいけない。いずれ問題になるからだ」

 なおステラ代表はバーレーンでのテストの際、ストレート上での接近速度が上がることについても懸念を語っていた。これはストレート走行中に回生(スーパークリッピング)をするマシンと、完全な全開走行をするマシンとの間の速度差を懸念したものだ。

 オーストラリアGPの舞台となったアルバートパーク・サーキットでは、特にターン8〜9でこれが顕著となった。マクラーレンのドライバーであるランド・ノリスは、この速度差は大事故につながりかねないと警鐘を鳴らすが、ステラ代表もこの意見を支持する。

「私としては、これも主に1周目の懸念事項だった」

 そうステラ代表は言う。

「ランドは、とても近い場所に別のマシンがいた場合、そしてエネエルギーを使っている(デプロイ)最中かどうか分からない場合が、とても難しいと指摘していた」

「速度差が生まれ、そして予測不可能な状況が生まれる。そしてこの観点から見ても、何も起こらなかったからといって満足すべきではない。安全に関わることに関しては、常に最善を尽くすべきだ」

 オーストラリアGPの決勝レース序盤は、首位争いを中心に、抜きつ抜かれつの大バトルが繰り広げられた。しかしステラ代表はこれについて、エネルギーの最適な使い方を模索する段階で生まれたものであるが、各チームやドライバーが最適化の答えを見つければ、それも収束していくだろうとの考えを語った。

「レース序盤、特にメルセデスとフェラーリのオーバーテイクの応酬は、本当にエキサイティングだったね」

 そうステラ代表は認めた。

「しかし私にとっては、少し人工的なモノのように見えた。これはバッテリーの使い方に関係するオーバーテイクだと思う」

「実際ペースが落ち着き、エネルギーの使い方の観点で各車が同じパターンになると、オーバーテイクは難しくなると思う。だから、今後も引き続き検討をしていく必要があることだろうね」

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