●不具合発生率はこれまでゼロ 製品は常時モニタリングし異常があればすぐ貸出不可に
──それでは、万が一事故が起こった際の体制というのは?
広瀬 それが、当社のモバイルバッテリーでは一度もそういった事象は起きていないんですよ。
──おお、それはすごいですね。
広瀬 ただ、万が一ですが、起きた場合は、社内でも緊急対応のフローは整備しており、社員が速やかに原因究明、回収・廃棄できる体制は整えていますのでご安心ください。
──ちなみに事故が起こらない要因というのは?
広瀬 はい、当社のこの筐体には、挿しているモバイルバッテリーを常時モニタリングできる機能を設けているんです。この機能こそ、より安全性を高めるために、当社が力を入れてきた部分。これのおかげで、今まで不具合が起きていないと言えるでしょう。
バッテリー温度の異常やセルの劣化状態、そして落下などによる内部破損などを検知することで、異常が出たものは自動的に貸出対象から除外しているので、安心して使用可能です。
●バッテリー回収にもトライ 渋谷区内で実施
──安全な使い方など、啓発活動については。
石橋 Xアカウントのほか、CHARGESPOTのアプリ内、そして、当社ホームページでもモバイルバッテリーの安全利用について啓発しています。
特に記憶に新しいのが2025年7月に山手線内で起こった発火事故。当社の製品ではありませんでしたが、すぐに取り扱いの注意として、リリースを出させていただきました。
当社としては、「買わずに借りる」ことでバッテリーの事故のリスクを減らせると考えていますが、モバイルバッテリーの回収なども地道に進めています。例えば、渋谷区や区内のビックカメラさんと共同して、古いモバイルバッテリーの回収活動を実施しました。

