15年におよぶナゾの空白期間が…
出演者全員によるトークコーナー「芸歴40周年 藤田兄さん事件簿」では、まず藤田兄さんが得意の川柳を披露。
両手でペンを持つ独特の書き方に兵動が「怖っ! 誘拐犯の文字みたい!」と驚きの声を上げるなか、「ぎょうさんお客さんおるから緊張して震えた……」と言いながら、〈お客さん ゲストのみなさん ありがとう〉と感謝の気持ちを表現しました。

その後、年表が公開されると「芸歴40年のわりに少なくない?」と一同がツッコミ。新花月での初舞台や、若井はやと師匠との出会い、レギュラー番組4本を抱えていた全盛期のエピソードなどが語られます。
しかし、吉本興業へ移籍(1997年)して大阪キッズ解散までの15年間については「な~んもない! 時空がぐちゃっとなってた」と藤田兄さん。同じ松竹出身のきょうくんは「自分たちも同じように空白ができるのでは……」と不安をのぞかせます。
空白期間を除くと「芸歴12年しかないやないか! 40周年言うて、よう人集めたな!」と兵動がツッコミを入れると、藤田兄さんは「ダマそう思て!」と返答。息の合ったやり取りで会場を沸かせました。
続いて披露された“事件簿”も、思わず耳を疑う天然エピソードばかりでした。

「お金の貯金より、人の貯金が大事」
後半は、きょうくん、コヴァンサンがお祝い芸として中国の伝統奇術「変面」を披露し、若井やるきとのしゃべくり漫才でも盛り上げます。さらに、藤田兄さんが天国の若井はやと師匠へ手紙を読む場面も。
「お金の貯金より、人の貯金が大事。人を大切にしなさいと教わりました。今日のイベントも、たくさんの人に支えられて実現しました。死ぬまで続けますので見守ってください」
そう語ると、客席から大きな拍手が送られました。多くの芸人に慕われる人柄が伝わる瞬間でした。


ラストは「しんみり終わるのは、はやと師匠も好きじゃないと思うので盛り上がって終わりましょう。藤田兄さんの今後の芸人生活を祝福してください!」と兵動。W刑事が“ヌンチャク花火”を藤田兄さんの頭上で成功させ、くす玉のカラフルなリボンが舞います。
「みなさん、忙しい中ご来場ありがとうございました。また50周年でお会いしましょう!」
藤田兄さんが再会を約束し、記念イベントは温かい拍手の中で幕を閉じました。