WBC1次ラウンド最終戦、3月10日のチェコとの戦いに9-0で勝利した侍ジャパンは4戦全勝でC組1位となり、準々決勝進出に弾みをつけた。
チェコ戦に大谷翔平は出場しなかったものの、試合前の球場を大いに盛り上げるスペシャルライブが実現。ロックバンドB'zの稲葉浩志が、WBCの全試合を日本国内で独占配信するNetflixの大会応援ソング「タッチ」を熱唱したのだ。
両軍の選手紹介の前、球場内の照明が落ちると、稲葉が特設ステージに登場。パワフルな歌声とアクションで「タッチ」を歌い、観客を魅了した。歌い終えると一礼して、
「本日も最高の試合、皆さん思い切り楽しんでいってください」
マイクでそう呼びかけ、大声援を浴びたのである。
「原曲は1985年に発売された岩崎宏美の妹・岩崎良美の20枚目のシングルで、あだち充原作で野球アニメの金字塔として名高いアニメ『タッチ』の主題歌に起用されました。その曲がNetflix中継班スタッフのアイデアで、稲葉が歌うことに。そして稲葉の生ライブも実現した。テレビ各局の音楽番組の担当者なら、決して思い浮かばない企画でしょうね」(レコード会社関係者)
ちなみに「タッチ」の浅倉南の声優で知られる日高のり子は試合と同日、WBCを生観戦したとして、WBCのポスターをバックに侍ジャパンのユニホーム着用写真をXで公開。〈稲葉さんの「タッチ」も生で聴けて感動しました〉とポストした。
今回のWBCを民放キー局のニュースや情報番組で報じる際にはNetflixのクレジットとともに、稲葉版「タッチ」をBGMに使用している。すでに視聴者には浸透していると思われるが、侍ジャパンがWBC連覇を達成した場合、あの国民的音楽番組が便乗するかもしれない。
「大晦日の『NHK紅白歌合戦』には、その年の出来事を振り返る企画コーナーがあります。今年はミラノ・コルティナ冬季五輪の金ダリストが審査員として呼ばれるでしょうし、侍ジャパンの井端弘和監督にも声がかかると思います。となると、稲葉と岩崎のコラボによる『タッチ』が実現してもいい。稲葉は一昨年はB'zで、昨年は福山雅治とのコラボ曲で出演していますから、オファーを断ることはないでしょう」(芸能記者)
圧巻のパフォーマンスが地上波で実現するか。
(高木光一)

