本当に味が近いのかAI味覚センサーで解析!
もしかしたらこれ、自分の舌が衰えてしまっただけで、普通の人はもっと味の違いに気づくものだったりするんじゃ……。
不安になってしまったので、今回もこちらの方に協力をお願いしました。
OISSY(オイシー)株式会社の鈴木隆一さんです!
鈴木さんが開発した最新鋭マシンのAI味覚センサー「レオ」で、いつものカップヌードルとカップヌードルPROを解析し、本当に味の違いがないのか科学的に調べてみることにしましょう!
AI味覚センサー「レオ」はAI技術を用いてヒトの味覚を再現したセンサーで食品サンプルから電気信号を測定するマシン。独自のニューラルネットワーク(人工的な知能の実現)を通じて、塩味、酸味、旨味、苦味、甘味という5つの味覚を定量的な数値データとして出力できます。
ガジェット通信では過去にもAI味覚センサー「レオ」を用いてさまざまな検証をおこない、非常に興味深い結果を知ることができました。ぜひ過去の記事もチェックしてみてください。
「軽め」「ふつう」「濃いめ」セブンのコーヒーってそんなに味わいが違うの? →AI味覚センサーで調べてみた結果!https://t.co/sOGmv1foCu— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) July 30, 2025
「料理に酒を入れても味は変わらない」は本当? →AI味覚センサーで科学的に解析! 真実が明らかに!https://t.co/mrVPIXGP9O— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) August 26, 2025
カップヌードル2種の違いを科学的に比較してみた結果
早速ですが、気になる解析結果はこちら!
おおおっ、レーダーチャートの形も大きさもほぼ同じ……!
それぞれを数値で確認してみても、全体的にカップヌードルPROよりも通常のカップヌードルのほうが若干大きくなっていますが、そこまで差はないと言っても問題ないでしょう。
最も差が出ていたのは総合的な味の強さを示す「コク」の数値。通常のカップヌードルがカップヌードルPROを0.16ポイントほど上回っていました。
この数値の差が大きいほど味の違いに気づく人が多くなるそうなのですが、この程度の差では味の違いに気づく人のほうが稀とのこと。ほぼ一緒の味だと思った自分の味覚は間違ってなかったんや! よかった!
