
「勇者」とは、この世で最も重い刑罰の名前である――。電撃の新文芸が放つダークファンタジー『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』(毎週木曜夜10:30-11:00、TOKYO MXほか/Prime Video・ABEMA・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかにて配信)。3月5日に放送された#09は、冒険者ギルドでの激しい乱戦と、街に潜む魔王現象の恐るべき正体が明かされるエピソードとなった。(以下、ネタバレを含みます)
■変人勇者たちの大暴れと、ザイロ&テオリッタの尊すぎる“なでなで”
冒険者ギルドでの騒動は、ついに全面衝突へと発展する。ギルド前の広間では、聖騎士団長のパトーシェ・キヴィア(CV:石上静香)と、元婚約者のフレンシィ・マスティボルト(CV:大西沙織)が思いがけない共闘を見せる。子供の暗殺者に戸惑うキヴィアに対し、フレンシィが気絶させる戦い方を見せつけるなど、二人の対照的なスタンスが面白い。

そこに巨大なバーグェストが急襲し、絶体絶命かと思われた瞬間、駆けつけたのは《女神》テオリッタ(CV:飯塚麻結)と、ノルガユ・センリッジ(CV:上田燿司)、タツヤ(CV:松岡禎丞)、ジェイス・パーチラクト(CV:千葉翔也)ら懲罰勇者たちだった。ノルガユの爆弾攻撃、タツヤの圧倒的な無双ぶり、ジェイスの動物にだけ優しい白兵戦と、それぞれの個性が爆発する見事な暴れっぷりで敵を圧倒していく。
バーグェストをザイロ・フォルバーツ(CV:阿座上洋平)とテオリッタの連携で撃破した後、テオリッタはザイロに褒められたいと可愛らしくおねだりする。ザイロが優しく彼女の頭を撫でて褒めるシーンは、血生臭い戦場における最高の癒やしとなった。
SNSでは「変人4人(テオリッタ、ノルガユ、タツヤ、ジェイス)の登場シーンが最高にクセ強」「トロール急襲からの乱戦作画キレキレで熱い、テオリッタ合流で逆転感最高」とバトルの熱量に興奮する声があがる一方、「ザイロのなでなでからの『大したヤツだよ』でテオリッタの願い叶って尊すぎる」「テオリッタの賞賛所望が可愛くて、ザイロの優しさ爆発した瞬間ヤバい」と二人の絆に悶絶するファンが続出した。

■逃亡するリデオと、明かされたスプリガンのエグすぎる正体
一方、混乱に乗じて街から逃げ出そうとしていたギルド長のリデオ・ソドリック(CV:乃村健次)だったが、気配を消して忍び寄ったドッタ・ルズラス(CV:堀江瞬)にあっさりと拘束される。しかし、ザイロが尋問を始めようとした矢先、敵サイドの新たな刺客である鉄鯨(CV:笠間淳)が遠距離から砲撃を仕掛けてくる。
その隙を突いて地下道へと逃げ込んだリデオは、そこで最愛の妹・イリと再会を果たす。だが安堵も束の間、彼はその妹の手によって心臓を貫かれ、絶命するという衝撃の結末を迎える。実はイリはすでに死んでおり、彼女の体を乗っ取っていたのは、人間に寄生して化ける魔王現象・スプリガンだったのだ。
この容赦のない展開にSNSでは、「スプリガンが人間に寄生タイプってエグすぎ!」「正体明かされて震えた」「スプリガンの寄生設定が世界観深まってヤバい」と、ダークファンタジーの真骨頂とも言える狂気的な設定に戦慄するコメントが殺到した。
魔王一味の思惑が少しずつ見え始め、物語はさらに加速していく。次回#10は3月12日(木)に放送予定。期待して待とう!
◆文/岡本大介


