ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は1次ラウンド全日程が終了。ベスト8進出チームが出揃い、決勝トーナメント表がオフィシャルホームページに発表された。プールCを4戦全勝で突破した前回王者の日本は、プールD2位ベネズエラと対戦。勝てば、イタリア対プエルトリコの勝者と対戦する。
一方で、波乱があったのがプールBだ。投打にスーパースターを揃える米国が順当に1次ラウンドを首位通過すると予想されていたが、同最終戦で格下イタリアにまさかの敗戦。他国の試合結果によっては1次ラウンド敗退の可能性もあったが、何とか2位で通過した。
スター軍団を巡っては、突破条件という基本的な部分を誤認していた疑惑も浮上している。マーク・デローサ監督はイタリア戦の試合前に「我々はすでに準々決勝進出は決まっている」と発言。ブライス・ハーパーやアレックス・ブレグマンといった主力選手をスタメンから外して結果的に敗れるなど、お粗末とも見て取れる行動が話題となった。
そんななか、にわかに話題となっているのが米国代表選手の発言だ。先のハーパーは初戦ブラジル戦前に、2028年ロサンゼルス五輪への出場を希望する文脈で次のようにコメントしていた。
「WBCは素晴らしいけど、オリンピックじゃない。WBCを貶めるつもりはないが...みんな知っているだろ、オリンピックはみんなが注目している」(米放送局『CBS Detroit』司会者ジェフ・スクヴァースキー氏のXより)
また、1次ラウンドのみの出場を表明していたタリク・スクーバルは離脱後、「(WBCへの出場を)自分がどう感じるか、完全に読み違えていた」と米スポーツ専門メディア『The Athletic』に説明。「オールスターゲームのような雰囲気だろうと勝手に思っていたが、実際には正反対だった」と競争意識の高さに驚きを示していた。実際にスクーバルは先発登板した英国戦で先頭打者への初球をホームランにされている。
これらの選手らの言動がXで拡散されると、母国ファンからは「このような態度はチームUSAを破滅に導く」「本当に恥ずかしい」「最初から勝ち目なんてない」「国際的な春季キャンプって感じ」「アメリカのファンや選手にとっては自分たちの街がワールドシリーズで勝つことが重要なんだ。WBCじゃない。100年間そうだったんだ」と様々な意見があがった。
米国は前回大会、決勝で大谷翔平率いる日本に敗れたことで初の連覇を逃した。王座奪還に火が付き、今大会はアーロン・ジャッジ、カイル・シュワーバー、ポール・スキーンズらMLBスター選手をかき集めて銀河系軍団を結成した。しかし、その“本気度”は、闘争心むき出しでしのぎを削っている各国チームと若干温度差があるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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