若き“怪物”がついに大舞台のマウンドに立った。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ代表のポール・スキーンズが現地時間3月9日、ダイキン・パークでの対メキシコ代表戦で先発。4回を無失点に抑える投球を披露し、これ以上ない内容でWBCデビューを果たした。
同プールでの最大のライバルであり、アメリカに引けをとらない戦力を揃えるメキシコ打線からスキーンズは7つの三振を奪い、被安打をわずか1本に抑え、60球を投げ抜いた。初回先頭打者から161kmを投げ込むなど、メジャー2シーズンで見せてきた迫力あるピッチングはこのWBCでも変わらず、チームの5対3の勝利に貢献している。
米誌『Sports Illustrated』では、3月10日の公式サイト上において、メキシコ戦を終えたスキーンズのコメントを掲載。両国ファンの大観衆で埋め尽くされたスタジアムで、大仕事をやってのけた充実の言葉が並んでいる。
「本当にすごく盛り上がった雰囲気だった。どちらがホームチームなのか分からないくらいだったね。試合中にはメキシコのファンが盛り上がる場面もあったし、アメリカのファンが沸く場面もあった。とても特別な雰囲気だった。こういう大会じゃないと、なかなか体験できないと思う。レギュラーシーズンではあまりないよ。あの場にいられて本当に良かった」
また、この日スキーンズは味方の守備に助けられた場面もあった。4回にはレフト前へ抜けたかと思われたあたりをショートのボビー・ウィットJr.が好捕し、またその前には、アーロン・ジャッジがライトからの好返球でランナーの進塁を防ぐ場面もあった。スキーンズはチームメイトへの感謝も口にしている。
「本当に投げやすくなる。僕たちは打たれることを恐れているわけじゃない。後ろの野手たちが素晴らしいプレーをしてくれるからね。ボビーのプレーは、これまで見た中でも最高の守備の一つだった。確か(アレハンドロ)カークの打球だったと思う。今日はみんな本当にいい守備をしてくれた」
これらのコメントを紹介する同メディアも、「パイレーツのスター投手は、その先発を任された理由を証明する投球を見せ、4回無失点、7奪三振を記録。これは過去3大会のWBCにおけるアメリカ代表投手の中で最多となる奪三振数だった」と賛辞を綴っている。
23歳のサイ・ヤング賞右腕は、国を代表するシチュエーションでもやはり、大物ぶりを見せつけていた。
構成●THE DIGEST編集部
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