3月12日、東京都内でスーパーフォーミュラとボートレースのプレミアムコラボイベントが実施。スーパーフォーミュラに参戦するレーシングドライバーの阪口晴南、笹原右京、ボートレーサーの仲谷颯仁と毒島誠が参加し、トークショーで交流を行なった。
スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は今年、BOATRACE振興会とパートナーシップを締結。この協業によるシナジーを通してスーパーフォーミュラの新規ファン獲得、ボートレースの魅力向上を図ることが目指されており、スーパーフォーミュラでは先日のテストから、車両のHALO部分に“BOAT RACE”のロゴ掲示がされている。その他にも、スーパーフォーミュラ公式アプリ『SFgo』の技術を応用した、新たなボートレース中継映像の技術支援などの連携もされていくという。
そんな両者のパートナーシップによって実現した今回のイベントには、スーパーフォーミュラ、ボートレースそれぞれのファンが駆け付け、4名によるトークショーやプレゼント抽選会などを楽しんだ。
トークショーの主なテーマは、スーパーフォーミュラとボートレースそれぞれの魅力や、違いなどについて。司会進行はモータースポーツ実況でもお馴染みサッシャ氏が務め、スーパーフォーミュラのファンはボートレースの話題を、ボートレースのファンはスーパーフォーミュラの話題を興味深そうに聞いていた。
トークショーでは、ボートレースが大好きだという阪口が大活躍。“ガチ勢”ならではの解像度の高い質問を毒島や仲谷にぶつけて盛り上げると、「今のレース、投票しておりました! まさかあそこが来るとはね〜!」「SFファンの皆さんも、“展示”くらい予習してきてくださいよ!」と熱量たっぷりで、定評のある関西弁の軽妙なトークが一層キレを増していた。イベントは20時半前に終了となったが、「まだ12レース間に合う!」と言いながら降壇していき、最後にもひと笑いかっさらっていった。
モータースポーツ好きで、JRPの上野禎久社長と釣り仲間だという毒島も、今回のコラボに興奮気味。イベント前には「憧れの車両」だというスーパーフォーミュラのマシンに乗り込み、大喜びの様子だった。
また参加者からの質問コーナーでは、「スーパーフォーミュラのドライバーの中でボートレースに転向したら強そうなドライバーは誰か?」という話題に。阪口は「僕じゃないですかね? さっきも(知らずに)聞いてるフリしてましたけど、実は頭に入ってるんですよ!」とアピールしていたが、最終的には野尻智紀ではないかという結論に落ち着いた。
野尻は身長163cm、体重53kg(※スーパーGT公式サイト参照)と、レーシングドライバーの中でも小柄な部類。ボートレースでは男性の最低体重が52kgに設定されているが、そこにもマッチするため、体型面では問題がなさそうだ。
そしてボートレースはモータースポーツと違い、プロペラやモーターなどの調整を全てレーサー自身で行なう必要がある。いわばエンジニアやメカニックも兼務するようなイメージだ。ただ野尻は、ドライバーでありながらエンジニア的な素養を持ち、セッティングにも非常にこだわるドライバーと言われる。阪口と笹原からは、ボートレーサーになった野尻は「すごく緻密な調整してそう」「調整だけで8時間くらいしてそう」と言われていた。
スーパーフォーミュラは、4月4日(土)、5日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開幕。ボートレースでは、3月24日(火)〜29日(日)にかけて、最高峰SG戦の第61回ボートレースクラシックがBOAT RACE蒲郡で行なわれる。

