ATOMICの人気フリーライドライン、「BENTファミリー」に’26ー27季、第3の遺伝子ともいえる新型モデル「Bent Decode(ベント デコード)」が誕生。その背景とBent Decodeの実体に注目してみる。
BENTシリーズの軌跡
ATOMICスキーの「Bent」シリーズが立ち上がったのは2009年。レジェンドライダーであり、同時にアーティストである奇才、クリス・ベントチェラーが開発に深く関わったことが始まりだ。スキーをキャンバスに、その手でグラフィックを描いて生み出したアーティストモデルが、初代Bent Chetler 120。ビッグマウンテンとアートが融合した革新的なスキーは、フリースキーの自由でスタイリッシュなカルチャーを象徴する存在だった。
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その後、ニーズの多様化に合わせてBent 90/100などのオールマウンテン対応のスペックがラインナップに追加された。ビッグマウンテンライドの思想を、オンピステという日常のスノーフィールドへ拡張し、現在まで、オールマウンテン、パーク、ツアーリングまでを横断する「BENTファミリー」へと進化してきた。
そのなかで、’26-27季に誕生したのが、これまでのモデルとは明らかに一線を画す「Bent Decode」だ。このDecode、現代のパークライドスタイルに完全フォーカスしたモデルとして、BENTシリーズのなかで新たなポジションを確立したといっていい。
▼JSP展示会場(2026年1月29/30日@パシフィコ横浜)でのBent familyの紹介動画
Bent Decode|BENT初の“進化系 純パーク”モデル

なめらかなプレス、シャープなスピン、クリエイティブなレールライド……プレイフルで耐久性に優れ、現代的パークライドを追求するために設計された「Bent Decode」は、次世代アスリートたちのフィードバックをもとに開発されたフリースタイルスキーだ。
トップからテールまでを貫く「ABS CoreGuard」により強度を最大にし、補強されたエッジが過酷なレールライドにも耐える高い耐久性を実現。新たに採用されたHRZN 3D Parkテクノロジーが、BENTシリーズで培われた軽快なスイングウェイトをもたらす。Bent Decodeは、BENTの元来の自由でクリエイティブな滑りの哲学を、パークライドのために最適化したモデルといえる。
Bent Decodeがどんなスキーかをシンプルに理解するためには、BENTファミリーにおける、その立ち位置を見るといいかもしれない。
’26ー27季も新たなグラフィックに一新されたBENTファミリーのラインナップから2モデルをピックアップしよう。
Bent Chetler 120:フリーライドの象徴

Bentシリーズの原点であり、クリス・ベンチェトラーのシグネチャーから生まれたフリーライドアイコンBent Chetler 120。深雪での圧倒的な浮力、サーフライクな操作感、ビッグマウンテンでの滑走性を重視したモデルで、BentシリーズのDNAを決定づけた存在だ。
Bent 100:オールマウンテンの中核

Bent 100は、フリーライドのDNAをより日常的なスキーに落とし込んだモデル。パウダーからゲレンデクルージング、パークまでをカバーする万能ぶりが強み。多くのフリースタイル系オールマウンテンライダーに支持される中核的存在となっている。
Bent Decode:フリーライド由来の自由な発想をパークのために最適化

それらに対してBent Decodeは、明確にパークライディングを主戦場に設計されている。スロープスタイルなどのコンペティションを意識したレベルの高いパフォーマンス、バタートリックや多様なレールライドなど、動画映えするパークライドを追求しているのが、いまの現場ニーズだ。それに応えるために搭載されたテクノロジーや素材がもたらす性能は、Bent Decodeならではの持ち味としてパークで際立つ威力を発揮する。
