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大阪・関西万博で一番笑った夜 / 吉本パビリオン「カラオケ盆踊り」のエンタメ性が想像以上だった!

大阪・関西万博で一番笑った夜 / 吉本パビリオン「カラオケ盆踊り」のエンタメ性が想像以上だった!

・1日の疲労がハイテンションに繋がる

すち子さん・音楽に続いて、18時15分開始という時間帯も楽しさの一因だったのだろう。

もしこれが朝イチの出来事だったなら「体力を温存しなきゃ」と冷静に構えてしまい、ここまで全力で踊ることはなかったはずだ。だが、夕方になれば もう後先を考えなくてよい。今この瞬間を、全力で楽しむことに集中できたのだ。

踊り始めた時点で、万博会場を歩き回ってすっかり疲れた状態。そんな中 小さな櫓のまわりをぐるぐると回りながら踊るうちに、気付けば催眠にかかったような恍惚感におちいった。

これはひょっとしたら、盆踊りの原点に近い体験なのかもしれない。かつて盆踊りは(場所によっては現在も)ご先祖様の霊を送り出すため、一晩中踊り続けるような熱狂的なものであったはずだ。

一緒に踊っていた人の大半も、筆者と同じような高揚感に包まれていたんじゃないだろうか。櫓の周りは、不思議な一体感に溢れていた。

……まぁ、その反動で帰路は疲労との闘いだったのだが、あの時 踊ったことを筆者は後悔していない。

・誰でも簡単に踊れる振り付け

「そうは言っても、いきなり知らない踊りなんて踊れるはずがない」と思う人もいるだろう。

安心してほしい。盆踊りのアシタの振り付けは、4パターンほどの単純な振りで構成されているため 誰でも見よう見真似ですぐに踊れるはずだ。

さらに心強いのが、櫓のまわりにいる滋慶学園ダンサーズ(写真の法被を着ている方々)の存在だ。

彼らが常にお手本となって踊ってくれているので、まずはその動きを真似するだけでOK。要は、最初に踊りの輪の中に飛び込むことが一番のハードル。そこさえ越えてしまえば、誰でも気づけば笑顔で踊っているってワケだ。

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