
タイラーさんの孫であるジョン・ギベンズさんは、祖父の書類の中からネッシー調査員からの手紙を発見。こう明かしている。
「亡き祖父はオーシャン・スウェル号に乗船していました。第二次世界大戦中、港湾に対潜網を敷設する任務の艦です。祖父が生前に海蛇を目撃していたことは全く知りませんでした。しかし祖父の死後、書類の中からネス湖での遭遇に関する情報提供を求める手紙を発見したのです」
後に英王室御用達ヨットで勤務し、若きエリザベス女王と妹のマーガレット王女に機関室を案内したこともあったタイラーさんは1975年に死去した。
ギベンズさんはこう話す。
「残念ながら祖父が提供できた証言は手元にありません。彼が何を語ったのかを知ることができれば素晴らしいのですが」
