音楽ライブチケットの高額転売をめぐり、旧ジャニーズ事務所の人気アイドルが所属するSTARTO ENTERTAINMENTのライブ主催会社が、転売サイト大手「チケット流通センター」の運営会社と、高額転売を繰り返したとされる東京都内の男性1人を相手取り、東京地裁に訴訟を起こした。
「チケット流通センター」運営会社は、アイドルグループSnow Manの2024年と2025年のライブチケット計15枚について、正規価格(約1万円)の約4~12倍での転売を仲介。売り手と買い手から合計約15万円の手数料を得たという。ライブの主催会社は、約15万円を返還するよう求めている。
また、都内の男性1人については、2023年5月以降に少なくとも31件のライブのチケットをネットで不正転売した上、会場内でもチケットの高額転売を繰り返したとして、約2320万円の損害賠償を求めている。
「相変わらず、チケットの転売は横行しているわけですが、STARTO社は特に転売撲滅に向けて尽力していました。あまりにも堂々と、そして大規模に転売ビジネスを行っている『チケット流通センター』を訴えた形です。所属アイドルグループの中でも大人気のSnow Manのチケット転売で、見せしめにしようとしていることは明らか」(芸能記者)
問題のサイトの現状はというと、トップページにわざわざ「STARTO(旧ジャニーズ)」のコーナーがある。これをクリックして「チケットを買う」ページを開くと、Aぇ! groupの公演チケットが200件以上、NEWS増田貴久のソロ公演のチケットが170件以上も転売中。Aぇ! groupも増田も高額なものは1枚あたり、8万円の値がつけられている。
他のカテゴリーでは、東京ドームで開催される阪神戦13試合を、同じ座席で観戦できる「ビジターチーム応援パック」が1枚26万5000円で転売されるなど、カオスな実態が明らかになった。
今後、STARTO社に続き、芸能事務所や競技団体が規制に向けて動き出すかが注目される。
(高木光一)

