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不満渦巻くF1新レギュレーション。ハースF1小松代表は冷静「5レースくらいは様子を見る必要がある」

不満渦巻くF1新レギュレーション。ハースF1小松代表は冷静「5レースくらいは様子を見る必要がある」

ハースF1の小松礼雄代表は、F1は新レギュレーションに微調整を加える前に数戦待つなど、忍耐強くある必要があると語る。

 2026年のF1は、シャシーとパワーユニット(PU)のレギュレーションが大きく変更。特にPUはレギュレーションの変更により電気エネルギーへの依存度が高まり、エネルギーマネジメントの重要性が増している。

 そのためドライバーたちは、コーナーのかなり手前でアクセルを緩めてリフト&コーストしたり、ストレート走行中にダウンシフトしたりと、これまでとは異なるドライビングテクニックを駆使することを強いられている。開幕戦オーストラリアGPでは、そういう機会が目立った。

 これについては、多くのドライバーが批判的な立場である。開幕戦で1-2フィニッシュを決めたメルセデスのふたりはこの新レギュレーションを擁護するが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)やランド・ノリス(マクラーレン)らは、痛烈にこれを批判している。

 このことにより、新レギュレーションについて微調整を行なう必要性が声高に語られている。しかし全てのサーキットで、エネルギーマネジメントが難しくなるとは限らない。オーストラリアGPの舞台であるアルバートパーク・サーキットは、特に電気エネルギーを回生できる場所が少ないコースであり、他のコースではエネルギーマネジメントの重要性が低減される可能性もある。

 ハースF1の小松代表は、今週末の中国GPや次の日本GPを含め、今後さらなるサンプルを集め、検証する必要があると考えている。

「非常に大まかに言えば、およそ5レース必要だと思っています」

 小松代表はそう語った。

「ふたつのグランプリ(バーレーンとサウジアラビア)が実現できるかどうかは、まずは忘れましょう。メルボルンはフロントに厳しく、オーバーテイクが難しいサーキットです。上海はエネルギーを回生するのがはるかに楽で、非常に長いストレートでオーバーテイクが可能になるはずです」

「鈴鹿は、やはりかなり難しい……伝統的にオーバーテイクが非常に難しいです。一方でバーレーンは、リヤに厳しいサーキットであり、オーバーテイクの可能性は遥かに高まります」

「ジェッダは話が全く異なるでしょう。その後はマイアミです。これらのサーキットを走れば、良い決断を下すのに十分な意見が得られると思います」

 現在のレギュレーションは、少なくとも2030年まで続く予定である。そのため小松代表は、早すぎるレギュレーション調整に慎重な姿勢を見せている。シーズン開幕前にバーレーンで行なわれたテストの際にも、チーム、FIA、FOMの間で議論が行なわれた。

「まだまだサンプルは少ないです」

 小松代表はそう語った。

「我々はバーレーンで行なわれたF1委員会の会合で話し合い、バーレーンテスト1回目と2回目の間に、何度か議論を行ないました」

「我々は絶対に、便宜的な対応をするべきではないと言いました。何かを変えるなら、一度変更した後に、適切に対処する必要があるからです」

「サーキットの特性に依存する面が大きいです。オーバーテイクに関しては、前の世代のクルマであっても、メルボルンや鈴鹿では非常に難しかった。上海は少しオーバーテイクしやすく、もしバーレーンに行けるのであれば、はるかにオーバーテイクしやすいと言えます」

「だから私としては、いくつかの異なるサーキットを見てから、決断する必要があると思います。地球規模の問題は何なのか、そして我々が集中して解決すべきことは何なのか……1回や2回のイベントだけを見ただけでは、バランスが取れた意見を形成することはできないと思います」

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