DIY WATCH CLUB Limited(代表:Quinn Lai、本社:香港、以下DIY Watch Club)は、自分で組み立てる機械式腕時計の「DIYウォッチキット」の日本における正式販売を、2026年3月13日より開始する。同社は2020年4月の設立以来、アメリカをはじめとする英語圏市場を中心に支持を獲得してきた。日本におけるクラフト志向の高まりと、機械式腕時計への関心の高さを背景に、今回日本での本格展開に至った。
時計製作ワークショップから誕生
DIY Watch Clubは、香港における時計製作ワークショップの運営を起点として誕生した。創業者Quinn Lai(クイン・ライ)を中心とするチームは、カスタム腕時計ブランドEONIQ(https://eoniq.hk/en/home)のワークショップ事業に携わり、腕時計の組み立て体験を通して機械式時計の構造や魅力を伝える取り組みを行ってきた。その背景には、機械式時計の職人技への理解をより多くの人に深めてもらいたいという思いがある。
ワークショップで培ったノウハウをもとに改良を重ね、専門家の直接サポートがなくても自宅で体験できる仕組みを構築。2020年春には、時計パーツ・専用工具・動画ガイドを一式揃えた「DIYウォッチキット」を発売した。現在までに世界中で30,000件以上の販売実績を重ね、幅広い時計愛好家に支持されている。
DIY Watch Clubは、「完成品の時計を買う」のではなく、自らの手で組み立てる体験を通して、機械式腕時計の魅力を深く味わうことをブランドの核としている。

日本市場展開の背景
日本市場への展開は、これまでセイコーやミヨタのムーブメントを継続的に採用してきたことも背景の一つだ。時計づくりの工藝や職人技が深く尊重される日本において、その魅力を実際に体験できる場を提供したいという思いから、今回の日本展開に至った。
さらに、アメリカをはじめとする多くの顧客からは、日本の腕時計文化とものづくりへの関心が高く、日本展開を通じて日本の要素を取り入れた新たな商品を期待する声も寄せられている。こうした支持も、日本展開を後押しする原動力の一つとなった。
2025年12月には、約1か月間にわたり日本市場向けの先行体験プロジェクト「FIRST MEMBER募集企画」を実施。約50名の参加者が実際にキットを体験し、そのフィードバックをもとに製品仕様や動画ガイドの表現、サポート体制の見直しを行った。日本のユーザーがより安心して体験できるよう改善を重ねたうえで、今回の正式販売開始に至っている。