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次世代のエース候補が激突!「リポビタン国際ジュニアin久留米」女子は13歳の奥山し渚が二冠、男子は天野雄太が優勝<SMASH>

次世代のエース候補が激突!「リポビタン国際ジュニアin久留米」女子は13歳の奥山し渚が二冠、男子は天野雄太が優勝<SMASH>

2026年3月2日から8日まで、福岡県久留米市の久留米総合スポーツセンターにて、ITFジュニア大会「リポビタン国際ジュニア in 久留米 Supported by KIMIKO DATE × YONEX PROJECT」が開催された。本大会は元世界4位の伊達公子さんが、日本テニスの底上げを目指して立ち上げたプロジェクトの一環であり、今回で5回目を数える。

 大会はハードコート8面を舞台に実施。グランドスラムジュニア出場を夢見る13歳から18歳の選手たちが、世界ランキングに直結するポイントの獲得を目指して熱い戦いを繰り広げた。

 女子シングルスを制したのは、13歳の奥山し渚。決勝ではスピン系のボールを巧みに操るサウスポーの第1シード塩見渚に対して、奥山は精神的にも体力的にも過酷な打ち合いを粘り強く戦い、4-6、6-2、7-6(5) と接戦の末に逆転。3度目のITFジュニア参戦で2度目のシングルス優勝という快挙を成し遂げた。奥山は岩佐綾香と組んだ女子ダブルスでもマッチタイブレークにもつれ込む大接戦の末に勝利し、見事単複2冠を達成した。

 奥山は優勝の瞬間を「嬉しさと疲労感が同時に来た」と振り返り、技術的な収穫の一方で感情のコントロールを今後の課題に挙げ、「ITFポイントを取って、グランドスラムジュニアに出場したい」と世界に向けて意欲を燃やす。
  男子シングルスは第1シードの天野雄太が、第7シードの石井貴哉を6-3、7-6(6)で下し、J30大会3勝目を挙げた。天野は「第1シードとして優勝しなければならない」という強烈なプレッシャーを感じながらも、自分のテニスを着実に遂行することで勝ち星を重ねる。迎えた決勝は、タイブレークまでもつれ込む接戦となったが、アグレッシブな姿勢を最後まで崩さず。石井貴哉を6-3、7-6(6)で破り頂点に立った。

 天野は自身の持ち味でもある「フォアハンドで相手を押し込んで決めきるスタイル」に加え、「バックハンドの安定感が上がったことで、相手に打たれても動揺せずに返球でき、結果として得意のフォアハンドもより生きてくるようになった」と分析する。愛媛大会以来の優勝を飾った天野は、今後より上のグレードへの大会出場を見据え、「レベルの高い大会でも優勝していきたい」と力強く語った。
  女子ダブルスでは岩佐綾香/奥山し渚が優勝、男子ダブルスでは、稗田光/石井貴哉が戴冠を果たした。岩佐/奥山はITFジュニアダブルスでは初優勝、稗田は3勝目、石井は単複通して初優勝となった。
 
 本大会は、2020年の愛媛、2021年の岐阜に続き、国内で不足していたITFジュニアの試合環境を整備するために2022年に設立されたもの。ITFジュニアランキングで100位以内に入ることが、一般プロツアー参戦への近道となった今、国内でポイントを獲得できる大会の重要性は高まっている。

 今回13歳で優勝した奥山や岩佐のように世界への一歩を踏み出す大きなきっかけとなるべく、単なるトーナメントの枠を超え、若き選手たちがプロとしての自己マネジメントや精神力を養う基盤となっている。今後も若年層のエントリーが期待されるところだ。
 【決勝戦結果】
■男子シングルス
○天野雄太(1) 63 76(6) 石井貴哉(7)●
■女子シングルス    
○奥山し渚(5) 46 62 76(5) 塩見渚(1)●    

■男子ダブルス    
○稗田光/石井貴哉(2) 75 46 [10-7] 小林良輔/山口慶二●
■女子ダブルス
○岩佐綾香/奥山し渚(2) 57 76(5) [10-3] 塩見渚/柴山那奈(1)

※名前の後のカッコ内数字はシード

構成●スマッシュ編集部、協力●ヨネックス

【動画】久留米大会を制した奥山し渚と天野雄太の力強いプレー

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配信元: THE DIGEST

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