今年で17回目となるカノマタ試打会が11月に過去最大規模で開催された。
そのなかから、鹿又がとくに気になる次世代ギアを取材!
発売前から予約が殺到!
鍛造ではなく鋳造
はじめてのヴィンテージカッパー

三浦技研
MG SC
SPEC
●素材/8620軟鉄
●ロフト角/50、52、56、58、60度
●価格/3万7400円
鹿又 三浦技研のウエッジで、カッパー仕上げは珍しいですね。
寺村 うちでははじめてのヴィンテージカッパー仕上げです。
鹿又 打ってみましたが、打感がやわらかい。さすが三浦だと思いました。
寺村 ありがとうございます。ただし、このモデルは軟鉄鍛造ではなくて軟鉄鋳造です。
鹿又 そうだったんですか!?
寺村 今回は設計自由度の高さをギリギリまで追求するために、あえて鋳造にしました。そのうえでCNC加工によって、番手別にバックフェースの形状を変えることにこだわりました。
鹿又 ヘッドサイズもちょうどいい小振りのサイズ感で顔もいい。
寺村 今、三浦技研ではフィッティングに力を入れていて、膨大なフィッティングデータがあります。そのデータをもとにFP(フェースプログレッション)値を最適化しました。
鹿又 芝から打ったときの抜けのよさにビックリしました。どこに秘密がありますか?
寺村 2つあると思います。ひとつは三浦技研独自のバーサタイルソールによって、どんな入射角のゴルファーが打っても抜けのいいソールになっています。もうひとつはCNC加工の鋳造モデルならではの正確な重心ポジション。番手別に理想的な重心を実現したことが振りやすさ、抜けやすさにつながったと思います。
鹿又 CNC加工でこの心地よい打感、新しい三浦を感じるウエッジでした。

「フェースの溝は50度と52度は通常、56度、58度、60度はフルスコアラインになっています」(寺村)
自動車部品の精度をゴルフグリップに
シニアツアーで話題のロートルクグリップ

ワタナベグリップ
SC-TX
SPEC
●素材/SCコンパウンド
●重量(BLなし)/50g(±0.5g)
●カラー/ブラック、グレー
●価格/2200円
鹿又 ワタナベグリップは、中嶋常幸プロから「最高のグリップがあるけど知ってる?」と紹介してもらったメーカーです。
藤田 中嶋プロをはじめ、シニアのプロに愛用してもらっています。
鹿又 元々は何の会社でしたっけ?
藤田 自動車部品の製造です。その精度・品質をゴルフグリップに応用して、ねじれが少ないロートルクのグリップを開発しました。
鹿又 25年はパターでゼロトルクが流行しましたが、次はグリップのロートルクが話題になりそうです。

「私も使っていますが、ダウンスイング中のねじれが少ないので、手元の軌道が安定します」(鹿又)

