紀伊水道や山々に囲まれ、自然とともに暮らしが育まれてきた徳島県。県内には歴史ある地名が数多く残っていて、県外の人には読み方が難しい市町村名も少なくありません。
ねとらぼでは2025年3月4日~2026年3月10日にかけて、「地元民しか読めないと思う徳島県の市町村名は?」というアンケートを実施しました。
多くの人から「地元民しか読めないと思う」と票を集めたのは、どの市町村だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第2位:牟岐町
第2位は、「牟岐町」でした。徳島県の南部に位置する牟岐町(むぎちょう)は、黒潮の流れる「室戸・阿南国定公園」の中心部にあり、沖合には出羽島のほか、磯釣りで知られる牟岐大島・津島を有するエリアです。
「八坂八浜」をはじめとする美しい自然環境に恵まれているほか、牟岐大島内湾に生息する巨大なコブハマサンゴは「千年サンゴ」と呼ばれ、日本ユネスコ・プロジェクト未来遺産に登録されています。
第1位:佐那河内村
第1位は、「佐那河内村」でした。徳島県の北東部に位置する佐那河内村(さなごうちそん)は、豊かな自然環境に恵まれた、のどかな田園地帯の広がるエリアです。古くから農業を中心に発展してきた街で、全国ブランドの「ももいちご」のほか、県の特産品でもある「すだち」など、さまざまな農作物を栽培しています。また、県庁所在地・徳島市から車で約30分と交通アクセスに優れるところも魅力です。
神山町の勧善寺にある、1388年の奥書を持つ『大般若経』に「佐那河内主蓮寺」と記されていることが、地名「佐那河内」の初見とされています。「佐那」は比較的読みやすいものの、「河内」は「かわち」や「こうち」と読むことが多く、さらに「村」を「そん」と読むところも、地元民しか読めない地名として票を集めたのではないでしょうか。

