マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1中国GPのスプリント予選でメルセデスが再びフロントロウを独占したことを受け、その優位性を「かなり印象的だ」と表現した。
これまでのところ、メルセデスは新規則への適応を最も上手くこなしたチームとなっている。開幕戦では予選、決勝ともにワンツー。中国GPでも、その勢いは揺るがなかった。
ジョージ・ラッセルが再びチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを上回り、スプリントのポールポジションを獲得した。マクラーレンのランド・ノリスは3番手となったが、ラッセルからは0.621秒遅れた。
予選5番手だったピアストリは、スプリント予選を次のように振り返った。
「まずまずだったと思う。ミディアムからソフトに替えたときのグリップのステップはかなり大きかった。でも、やっぱりメルセデスとのギャップはかなり印象的だね」
「僕たちとしては改善すべき点がいくつかある。マシンの感触自体はかなり良かったし、ラップ自体も悪くなかった。大きく改善できる余地はあまりないと思う」
マクラーレンのアンドレア・ステラ代表も、同じ考えを共有している。彼はメルセデスよりも、フェラーリと争える位置にいることにより注目している。
「いくらか改善の兆しが見えている。特にパワーユニットの使い方の理解という点では、フリー走行でのばらつきが減り、予選でどう使うかについてもより明確になった」
「その結果、ラップタイムは少し良くなり、現時点では手の届かない存在であるメルセデスの後ろで予選を終えることができた」
「ただ、マクラーレンがフェラーリとともに2番手争いをできているのは良いことだ。オスカーとランドの両方が良いスタート位置を確保したし、2人とも非常に良い走りだった。明日のスプリントに向けて良い状況だと思う」
オーストラリアGPではフェラーリがメルセデスに最も迫る位置にいた。マクラーレンはノリスが5位でフィニッシュしたが、20番グリッドからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンに追い立てられた。
中国GPではメルセデスの優位性こそ揺らいでいないものの、フェラーリはシャルル・ルクレールが6番手、ルイス・ハミルトンが4番手でスプリント予選を終えており、マクラーレンとほぼ互角。レッドブルは大苦戦しフェルスタッペンが8番手、アイザック・ハジャーが10番手となっている。
ノリスは、予選3番手が現状の精一杯だと語った。
「現時点では3番手が望みうる最大の結果だと思う。今日フェラーリ2台の前に出られたのは正直かなり嬉しい。彼らは一日中かなり速そうだったからね」
「明日に向けても良いポジションだ。今週末は状況が少し良くなっている。パワーユニットの観点から見ると、このサーキットはもっとシンプルだからだ」
「だからみんなのパフォーマンスも少し整ってくる。その中で、最後にはかなりうまくまとめることができたし接戦だった。良いラップが出来て、良いポジションにつけたと思う」

