最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
シーズンを席巻するメルセデス……中国GPでの優位性はコーナリングにアリ。ウルフ代表「マシンの出来には満足だ」

シーズンを席巻するメルセデス……中国GPでの優位性はコーナリングにアリ。ウルフ代表「マシンの出来には満足だ」

メルセデス勢はF1中国GPのスプリント予選で圧倒的なタイムを記録し、スプリントのフロントロウを独占した。この速さは、主にコーナーでの優位性によって達成されたようだ。

 メルセデスは開幕戦に続き、第2戦中国GPでも速さを見せている。ジョージ・ラッセルはスプリント予選で最速タイムをマークし、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが2番手。ラッセルのタイムは、メルセデス勢に次ぐ位置につけたマクラーレンのランド・ノリスに、0.621秒もの大差をつける圧倒的なモノであった。

 チーム代表のトト・ウルフは、スプリント予選後にスカイ・ドイツのインタビューに応じた際、メルセデスの優位性について次のように語った。

「結果には本当に満足している。と言うか、満足できる結果だったと言えるだろう。他チームとの差は十分だ。ただ私にとってスプリント予選とスプリントは、週末の中でもちょっとしたミニレースのようなモノだけどね」

 ウルフ代表はそう語った。

「明日が本当の予選で、日曜日がグランプリだ。このパフォーマンスを決勝に持ち込めれば、もちろん素晴らしいだろうね」

「ここでの我々の大きなアドバンテージは、主にコーナーにあると思う。例えばピエール・ガスリー(アルピーヌ)はストレートで最速だった。しかし我々の強みはコーナーにある」

 Q3に進出したメルセデスのパワーユニット(PU)を搭載した3チーム(メルセデス、マクラーレン、アルピーヌ)は、それぞれ異なる分野で強みを発揮した。

 GPSデータによると、メルセデスはストレートの終盤でスピードを落とし、スーパークリッピングを少し早めに始めた。しかしコーナリング中のスピードを維持することで、タイムにつなげた。

 これによりコーナーからの脱出が早まり、加速力も向上。これは上海国際サーキットのターン6とターン11へのアプローチと通過のタイミングで、顕著に表れていた。ガスリーのアルピーヌに対して、常に5km/hほどのアドバンテージがあった。

 一方マクラーレンは、コーナーではメルセデスにかなり近い走りを見せた。彼らはターン1〜3のようなタイトな複合コーナーでは優れた走りを披露し、ノリスは0.07秒のアドバンテージを得ていた。しかしストレートではメルセデスに劣っていた。

 ノリスのバックストレートでの最高速は、メルセデスよりも7km/hほど遅かった。つまりメルセデスは、ストレートとコーナーのバランスが取れていたということだ。

 ウルフ代表によれば、彼らの優れたパフォーマンスは、他チームよりも早い段階で2026年用マシンの開発に着手したことで成し遂げられた部分もあるという。

「過去には、翌年に全てを集中すると言って失敗したチームを見てきた。BMWはチャンピオンシップを争えるほどの力を持っていたのに、翌年にダブルディフューザーが導入された途端に撤退してしまった……その時代をよく覚えている」

「我々は2026年型マシンに多大な努力を注ぎ込んだ。おそらく他のチームよりも少し早く着手しただろう。パワーユニットとシャシーの統合がうまくいったことを、本当に嬉しく思っている」

「フェラーリは統合された組織構造を有しているし、アウディもワークスチームとして、早々に動き出すことができたという点で一定の優位性を持っている。しかし私が本当に満足しているのは、このマシンの走りだ」

「オンボード映像を見ていただければ分かるように、マシンはまるで敷かれたレールの上を走っているかのようだ。ラップタイムを短縮できている要因の大部分は、コーナーにあると思う」

あなたにおすすめ