F1に新規参戦したキャデラックは、ここまでライバルチームに全く太刀打ちできていない。セルジオ・ペレスは、燃料ポンプのトラブルに悩まされ続けていることを嘆いた。
キャデラックは今年からF1に全くの新規チームとして参戦。新チームとしては予想されていたことでもあるが、トラブルが続発している状況だ。
ペレスは開幕戦オーストラリアGPで燃料システムのトラブルに悩まされ、チームメイトのバルテリ・ボッタスのリタイア要因にもなった。そして問題は今週末の中国GPでも続いている。
中国GPはスプリント・フォーマットでの開催のため、フリー走行が1回と貴重。しかしペレスはそのフリー走行でも燃料ポンプのトラブルに見舞われ、13周しか走れず。しかもその後のスプリント予選には参加すらできなかった。
ペレスとしても燃料システムのトラブルが長期間続いている現状には、フラストレーションを感じているようだ。
「ああ、燃料ポンプの問題だ」
「残念ながら、この分野ではかなり長い間苦しんでいる。長すぎるくらいだ。だから本当にフラストレーションが溜まる。まだ解決できていないし、この問題が出たのはもう何度目か分からないくらいなんだ」
土曜日のスプリントレースまでに問題を解決できるかと問われると、ペレスはこう答えた。
「分からない。もちろんチームはファクトリーでも一生懸命作業してくれている。それで修正できるかどうか確認していくことになる」
「今朝も同じ問題が出ていたから、これまでの走行はかなり限られている。解決できることを願っているよ」
「この種の問題はテストが始まってからずっと起きている。まだ解決策を見つけられていないんだ。だから、できるだけ早く解決できることを本当に願っている」
チームメイトのボッタスはスプリント予選に出走できたが、結果は最下位。SQ2進出のカットラインから3秒近い大差がついてしまった。
ボッタスはスプリント予選を振り返り、「大きなエネルギー展開(デプロイ)の問題」を抱えており、「少し無駄なセッションだった」と表現した。
なおボッタスは「問題がなければどの位置に行けたかは、正直言ってかなり難しい」とも語っている。
キャデラックのチーフ・テクニカル・オフィサーであるニック・チェスターは、「難しい1日」だったと認め、こう語った。
「プロジェクトの初期段階なので、まだ問題を見つけてはリアルタイムで修正している段階だ」
「しっかりとしたタイムを記録することができなかった。それでも、1周走るごとに貴重なデータが得られる。それが前進するための助けになる」

