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ルクレール、絶好のチャンス逃した”恐ろしい瞬間”語る。「危うく完全にコントロールを失うところだった」

ルクレール、絶好のチャンス逃した”恐ろしい瞬間”語る。「危うく完全にコントロールを失うところだった」

フェラーリのシャルル・ルクレールは、 F1中国GPスプリントのレース終盤に、首位のジョージ・ラッセル(メルセデス)と競り合うチャンスを逃した「非常に恐ろしい瞬間」について説明した。

 ルクレールは6番グリッドスタートだったが、好スタートでチームメイトのルイス・ハミルトンに次ぐ3番手でオープニングラップを終えると、レース中盤に2番手に浮上した。

 アウディのニコ・ヒュルケンベルグのトラブルによって出動したセーフティカー後、17周目のリスタートで首位のラッセル攻略を狙っていた。しかし16周目、バックストレートエンドのターン14でルクレールはオーバーステアで大きく挙動を乱し、加速をし始めたラッセルから遅れてしまった。

 このミスで1秒ほどギャップが開いたこともあり、ルクレールは残り3周で仕掛けるチャンスはなく、ラッセルの勝利を許してしまった。

 Motorsport.comからこの件について尋ねられたルクレールは、「あれは本当に恐ろしい瞬間だった。もう終わりだと思った」と答えた。

「前のジョージがスナップしたのを見て、『よし、これはリスタート時にすごく接近して、リードを奪うチャンスだ』と思ったんだ」

「リヤのグリップは十分あると思っていたんだけど、アクセルを踏み込んだ途端、ジョージが見せたのよりも10倍も鋭い反応で、クルマを完全にコントロールできなくなってしまうところだった」

「あれ以上スナップが強かったら、もうリカバリーできない。そんなタイプの挙動だった」

「フルカウンターを当てて、運よく立て直せた。それから最終コーナーでも同じことが起きた。ジョージが少しグリップを失ったのを見て、『よし、もう少し近づけるチャンスだ』と思ったんだけど、僕も同じ瞬間に同じような挙動になった」

「そしてセーフティカーの後でタイヤのグリップがかなり低くて、最初の2つのコーナーでは本当にグリップが悪かった」



 ラッセルはこれで、開幕戦オーストラリアGPに続いて連続でポール・トゥ・ウィンを果たしたことになるが、確実にフェラーリからのプレッシャーは増した。

 今回のスプリントでは、2番グリッドからアンドレア・キミ・アントネッリがスタート失敗。さらにアイザック・ハジャー(レッドブル)との接触で10秒ペナルティを受け、5位でフィニッシュした。

 日曜日の中国GP決勝でフェラーリが脅威になるかと問われると、ラッセルはこう答えた。

「ああ、間違いなくそうだと思う。僕たちの予選での強さは少し驚きだったし、逆にフェラーリの予選ペースは予想より少し足りなかった。でもレースペースは僕たちとかなり接近しているように見える」

「それは先週も同じだった。メルボルンでも言ったけど、もし彼らが僕と同じ戦略だったなら、僕たちが勝てていたかは正直確信がない」

「今日も本当に激しい争いだった。最後の3周はかなりプッシュしていたし、シャルルはもう1周あれば0.7秒差まで迫っていた。間違いなく戦いになっていたと思う」

「だから僕たちはとにかくプッシュし続ける必要がある。決して楽な状況ではない」

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