ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝2試合が現地3月13日に行なわれ、アメリカがカナダを5対3で下し、ドミニカ共和国が韓国を10対0の7回コールド勝ち。準決勝でアメリカとドミニカ共和国と対戦する。
アメリカはカナダ戦で初回に先制。1番ボビー・ウィット(ロイヤルズ)が四球を選び、1死からアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が二塁打(ヤンキース)で1死二、三塁とすると、4番カイル・シュワーバー(フィリーズ)の内野ゴロの間に1点を奪った。
追加点は3回だった。9番ピート・クロウ=アームストロング(カブス)の内野安打、ジャッジの四球、シュワーバーの内野安打で満塁。5番アレックス・ブレグマン(カブス)の三遊間のゴロを三塁手エイブラハム・トロ(ロイヤルズ)が横っ飛びでキャッチするも、悪送球してしまい2人が生還し、3対0とリードを広げた。
6回には6番ローマン・アンソニー(レッドソックス)の内野安打1死一、二塁で8番ブライス・トゥラング(ブルワーズ)、9番クロウ=アームストロングが連続適時打を放って5対0と追加点を奪った。
一方の投手陣は先発ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)が4回2/3を投げ、被安打4、5奪三振、無失点と好投。しかし、マウンドを継いだ2番手ブラッド・ケラー(フィリーズ)が6回2死二塁からタイラー・ブラック(ブルワーズ)に適時打を打たれ、スコアは5対1となった。
ここでアメリカは踏ん張れなかった。2死一塁から3番手ゲーブ・スパイアー(マリナーズ)が7番ボー・ネイラー(ガーディアンズ)に2ランを浴びて、5対3と点差は2点に縮まった。
アメリカは続く7回、3番手のベビッド・ベドナーがマウンドに上がるも、2つ安打でと捕逸で無死二、三塁とピンチを迎えた。ここでベドナーは2番ジョシュ・ネイラー(マリナーズ)を三邪飛、3番タイラー・オニール(オリオールズ)を空振り三振に仕留め、4番オーウェン・ケイシー(マーリンズ)も空振り三振に抑えた。
7回の窮地を脱したアメリカは、4番手ギャレット・ウィットロック(レッドソックス)が8回を、メイソン・ミラーが9回を締めて5対3で勝利した。
米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「ストレスが多く、いらだたしく、腹の立つ思いもしたが、アメリカ代表はヒューストンでの10日間の戦いを乗り切り、マイアミで行なわれる準決勝に駒を進めた。しかし、ここから先はさらに厳しい戦いになる」と断言した。
「アメリカは粘り強く戦った。この3週間で3度目となる国際大会でのカナダ戦の勝利。ミラノ・コルティナ五輪で男女のアイスホッケーがカナダを倒して金メダルを獲得し、それに野球も続いた。けっして簡単な試合ではなかった」
こうした記したナイチンゲール記者は、「アメリカは5対0とリードし、そのまま勝ち切るかのように見えたが、カナダは諦めなかった。6回に3点を奪って差を縮め、7回も危険な展開となった。ベドナーが2者連続で内野安打を許し、さらに2025年にマリナーズで一度もパスボールをしなかったカル・ローリーが後逸。しかし、このピンチで失点しなかったベドナーは夜空に向かって叫び、3万8054人の観衆はUSAコールを響かせた」とピンチの場面を振り返った。
続けて、「アメリカの攻撃はほとんど機能しなかったが、それが問題になることはなかった。カナダはミスを重ねてくれたからだ。カナダは守備のミスで自滅を続けた」と相手のミスに救われた点を強調。「15日夜(日本時間16日9時)、マイアミのローンデポ・パークで強豪ドミニカと対戦する。間違いなく壮大な一戦になるだろう。アメリカが優勝するためには、実力を向上させる必要がある」と記し、打撃陣と投手陣に一層の奮起を期待した。
構成●THE DIGEST編集部
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