メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、F1中国GP予選でポールポジションを獲得。19歳201日という、最年少記録を記録した。
2008年のイタリアGPで、当時トロロッソにいたセバスチャン・ベッテルが記録した21歳72日という記録を、約18年ぶりに塗り替えたのだ。
アントネッリは予選で1分32秒064のタイムを記録し、Q3でマシントラブルに見舞われたチームメイトのジョージ・ラッセルを0.2秒上回った。3番手と4番手だったフェラーリ勢は、ポールポジションから0.3秒遅れだった。
予選後、アントネッリは自身のパフォーマンスに非常に満足しており、 F1で初のポールポジションを獲得できたことを喜んでいた。
「とてもスムーズなセッションだった。もちろん、そのことにとても満足している。問題もミスもなく、良いセッションだった」
「予選セッションで新しいタイヤを装着した後、より強くプッシュすることに抵抗を感じなかったのは久しぶりだ」
しかし、予選Q3のラストアタックで「クリーンラップ」を達成するためにマシンのバランス調整が必要だったため、すべてが完璧に進んだわけではなかったとアントネッリは付け加えた。
「バランスを保つのに少し苦労した。Q2ではアンダーステアがひどくて、Q3でも修正できなかった。そのため、ラップ中にバランスを取るために何度も調整する必要があったけど、クリーンなラップだった」
ラッセルが見舞われた問題について尋ねられたアントネッリは、予選Q3のラストアタック中はそれについて考えないようにしていたと認めつつも、彼と対等な立場で比較されたかったと語った。
「彼に何か起きているのは見えたけど、もう一度いいラップを出すために集中と冷静さを保とうとした。そして最後にはそれを実現できた」
「もちろん、ジョージが新品タイヤの2セット目を使った場合どうなっていたかは興味深かった。でも、僕たち2人の間でかなり接戦になっていたと思う」
中国GPでアントネッリがF1初優勝を果たす可能性もあるが、彼はレース展開について予測を避け、「この結果には満足しているし、レースに向けて大きなチャンスがある」と締めくくった。

