F1中国GPの決勝レースで、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、34周を走ったところでリタイア。リタイアの原因は「あまりの振動による不快感」だった。アロンソはこの振動について、「他の日よりも酷かった」と語った。
中国GPでは絶対的なパフォーマンスこそ低いままであったものの、金曜、土曜とトラブルなく周回を重ねたアストンマーティン。決勝は4台がレースに挑めないというスタート前から荒れた展開となり、完走さえすれば好結果を手にできるかもしれないという状況だった。
アロンソは開幕戦オーストラリアGPに続き、今回も抜群のスタートを決めて10番手までジャンプアップ。しかしその後のペースは振るわず、徐々にポジションを落としていった。
その後も順調に周回を重ねていったが、振動があまりにも酷くなり、リタイアすることを決断。その振動の酷さを、アロンソも訝しんでいる。
「スタートは今回も楽しかったし、10番手までポジションを上げられたことからも、このマシンの強みを発揮できたと言える」
アロンソはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「しかし20周目あたりから振動が酷くなり、既に1周遅れになっていたため、最終的にリタイアすることを決断した」
その振動は、通常よりも酷いモノであったようだ。
「今日の振動は、週末を通じて他のどの日よりも酷かったように感じたから、その原因を調査する必要がある」
「全てを解決するには、もっと時間が必要なことは明らかだ。2週間後の日本GPで、挑戦するのを楽しみにしている」
アストンマーティンF1のチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックは、この問題はホンダと共に解決していくと語った。
「フェルナンドのレースは、振動により不快感のために、34周で断念することになった」
「これはホンダと協力して改善に取り組んでいく」
とはいえ、多くの周回数をこなすことができ、多くのデータを収集することができたのもまた確かだ。
「今回のレースから、多くのデータと教訓を得ることができた。日本GPに向けて準備を進めていく」

