F1第2戦中国GPの決勝レースで、フェラーリ移籍後初の表彰台を獲得し、「これまでで最も楽しいF1レースの一つだった」と語った。
昨年フェラーリに移籍したハミルトンは、同年の中国GPスプリントレースをポールポジションからスタートして制している。しかしそれは、フェラーリでのデビューシーズンにおける数少ないハイライトの一つに過ぎなかった。当時はマシンへの適応に苦しみ、結局決勝レースでは表彰台すら獲得できなかった。
しかし短いオフシーズンでリフレッシュしたハミルトンにとって幸いだったのは、2026年の新世代マシンの方が自分の好みに合っていたことだ。
中国GPではスプリントこそチームメイトのシャルル・ルクレールに敗れ3位となったハミルトンだが、その後の予選ではルクレールをひとつ上回り、決勝では好スタートでトップに躍り出た。そしてレースの大半でルクレールや、メルセデスの2台と激しいバトルを繰り広げた。
レース中盤以降はメルセデス勢から離されたもののルクレールを上回り、フェラーリに移籍してから決勝レースで初めての表彰台獲得を果たした。
ハミルトンは自身の後任としてメルセデスに加わったアンドレア・キミ・アントネッリの初優勝を祝福しつつ、今回のレースは自分のキャリアでも最もエンターテインメント性の高いレースの一つだったと語った。
「まず最初に、キミに心からおめでとうと言いたい。本当に嬉しいし、この瞬間を彼と共有できて光栄だ」
「彼はこの素晴らしいチームで僕のシートを引き継いだ。だからメルセデスにも大きな祝福を送りたい」
「僕たちは彼らに追いつくためにまだやるべきことがたくさんある。でも本当に楽しかった。ここ最近で最も楽しいレースの一つだったし、もしかするとこれまでで一番かもしれない」
「今年のマシンの状態、そして最後のシャルルとの戦いは素晴らしかった。素晴らしいホイール・トゥ・ホイールのバトルで、とてもフェアだった。まさに僕たちが望んでいるレースだ」
「一度だけ接触した瞬間があったと思うけど、ほんの軽く触れただけだったから問題ない。これこそがレースというものだ。タフな戦いだよ」
レース序盤、フェラーリの優れたスタート性能によってハミルトンは一時的にトップへ躍り出た。しかしレースが進むにつれて、メルセデスの本当のアドバンテージが明らかになった。
フェラーリ勢はジョージ・ラッセル(メルセデス)を抑えながらも激しく戦った結果、タイヤを使いすぎてしまい、後半にその代償を払うことになった。
「今のところ彼ら(メルセデス)は本当に先を行っている。それでも、僕たちをこの位置まで押し上げてくれたフェラーリのみんな、そしてマラネロの全員に心から感謝したい」
「もちろん、ここが僕たちの望んでいる場所ではない。僕たちは彼らのいるトップで戦いたい」
「でも、僕たちには良い基盤がある。そこから発展させていけばいい。あとは文字通りフルスロットルで取り組むだけだ」

