全種目完走の次はメダルへの挑戦
現地3月14日のパラクロスカントリースキー4×2.5kmミックスリレーでは、第1走者を務めて7位で第2走者の岩本圭吾に引き継ぎ、8位入賞に貢献する喜びも味わった。大会の終盤はさすがに「疲労はあります」と言っていたが、「もともと体力はありますし、自分で自分を痛めつけるのが大好きなので」と威勢のよい言葉も飛び出していた。
そして迎えた最終日。出場種目で最も距離の長いパラクロスカントリースキー男子20kmで最後まで戦い抜いた。
パラノルディックスキーの源貴晴photo by AFLO SPORT
全レースを終えた源はこう語った。
「自分で決めた7戦を滑り切ることができ、自分をほめたいと思います。でも、初出場でこれでよかったという気はさらさらありません。チャンスがあればメダルに絡めるような選手になってこの舞台に帰ってきたいです」
40歳のとき、勇気を持って踏み出した一歩が次の大きな目標へつながっていく。源は今、そのよろこびを感じている。
edited by TEAM A
text by Yumiko Yanai
key visual by REUTERS/AFLO
