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勝田貴元のWRC初優勝を、豊田会長が祝福「世界で勝てる”憧れ”の存在が、日本のレベルを上げてくれる」

勝田貴元のWRC初優勝を、豊田会長が祝福「世界で勝てる”憧れ”の存在が、日本のレベルを上げてくれる」

世界ラリー選手権(WRC)第3戦サファリラリー・ケニアで、WRC初優勝を果たした勝田貴元/アーロン・ジョンストン組に、トヨタの会長であり、TOYOTA GAZOO Racing ワールドラリーチーム(TGR-WRT)会長の豊田章男氏が、祝福のコメントを寄せた。

 開幕から2戦連続で表彰台独占と、圧倒的なパフォーマンスを見せている今季のトヨタ。過酷なサファリラリー・ケニアでも好調を維持し、ラリー折り返しとなる金曜日の走行終了時点(SS10)で、トップ4を独占。一方、勝田はパンクにも苦しめられ、総合7番手となっていた。

 しかし土曜日のデイ3で上位陣が相次いでトラブルに見舞われ、勝田はSS14終了時点で総合トップに浮上した。

 総合2番手に1分25秒のリードを持って最終日に臨んだ勝田は、確実性を最優先して走行。最終ステージSS20に42秒リードを持って入ると、最終的に27.4秒差でラリーを走りきり、WRCキャリア初優勝を果たした。

 日本人ドライバーがWRCで総合優勝をしたのは、アフリカのラリー・コートジボワールを1991年と1992年に制した篠塚建次郎以来。サファリラリーにおいては、2リッター・ワールド・ラリー・カップ(W2L)の一戦として開催された1995年大会で、トヨタ・セリカGT-FOURを駆り優勝した、藤本吉郎以来となる日本人2人目のウイナーとなった。

 WRCでもっとも過酷なイベントとして知られるサファリラリーだが、勝田との相性は良く、2021年のWRC初表彰台となる2位をはじめ、これまでの5回で3度表彰台を獲得。昨年も最終日まで表彰台を争ったが、最終ステージで横転。ステージを走りきった後にタイムコントロールに戻れずリタイアとなっている。

 その雪辱を晴らすかのような今回の勝利により、トヨタはサファリが2021年にWRCに復活してから負け無しの6連覇となった。

「この結果を成し遂げることができて、本当に素晴らしい気分です。フィニッシュラインを通過した時の気持ちを言葉で表わすのは難しいですが、とにかくクレイジーでした」

 そう勝田はトヨタのプレスリリースにコメントを寄せた。

「これまで本当に多くの困難な瞬間を経験してきたので、それらの記憶が頭の中を駆け巡りました。決して楽な道のりではありませんでしたが、ついにここまで来ることができました。自分と一緒に一生懸命努力してくれたアーロン、そして常に僕を信じてくれたチームの皆に感謝します。今日は小さな岩ひとつひとつが目に入ってしまい、それを避けるのは本当に大変でしたが、何も問題なく走り切ることができました。こんなにも強いクルマとサポートを提供してくれたチームに感謝します。自分たちがここまで来られたのは決して諦めなかったからですし、これからもこのような結果を出せるように努力し続けます」

 チーム代表代行のユハ・カンクネンも、他のドライバーたちの健闘を称え、勝田の優勝を祝福した。

「貴元とアーロンがこのラリーで優勝したことを、チーム全員が心から喜んでいる。これまで何度も優勝にあと一歩というところまで迫っていたが、今回の勝利はまさに彼らにふさわしいものだ。貴元は素晴らしいドライバーだし、日本人ドライバーが再びWRCのラリーで優勝する姿を見ることができたのは、我々にとって本当に嬉しいことだ。サファリ・ラリーは41年前、私がWRCで初優勝したラリーでもあり、これほど難易度の高いイベントで優勝できたというのは、まさに特別なことだ」

「今回のサファリ・ラリーは、WRCのカレンダーに復帰して以来、最も過酷なラリーだったし、我々にとってもジェットコースターのような週末だった。昨日は3台がリタイアするという大惨事もあったが、オリバー(ソルベルグ)、セブ(セバスチャン・オジェ)、エルフィン(エバンス)は今日懸命にプッシュし、チームのために日曜日のポイントを最大限獲得してくれた。貴元が優勝し、サミ(パヤリ)も多くのステージ優勝を含む素晴らしい走りで再び表彰台に立ったので、我々としては大いに喜ぶことができる」

 豊田会長も、勝田の活躍が日本のモータースポーツのレベルを上げることになると称賛。さらなる活躍に期待を寄せた。

 豊田会長のコメント全文は以下のとおりだ。

“世界で勝てる日本人ラリードライバー”が日本の子供たちの憧れになる日が来てほしいとずっと思っていました。

憧れの存在がいれば、それを超えていこうとする子供や若者が現れます。

勝田貴元を超えたい! と頑張る子供や若者が日本のモータースポーツのレベルを上げていってくれます。

この勝利は、そんな日本の若者たちへの本当に大きなプレゼントになりました。貴元、ありがとう!

貴元には、もっともっと“すごい憧れ”の存在になっていって欲しい。ラリージャパンで、そんな姿を見せましょう!

一方、他のドライバーたちには辛いラリーをさせてしまいました。

またみんなでポディウムに立てるようサファリでの学びを次に活かしていこう!

チームのみんなよろしく頼みます。

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