MotoGP第17戦日本GPでダブルウィンを果たしたドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが、好転の要因について話した。
バニャイヤは今シーズン苦戦が続いてきたが、日本GPではポールポジションを獲得。レースでも速く、スプリントと決勝ダブルウィンを達成した。
彼の好転が第16戦サンマリノGP後のミサノテストから来ていることは明らかだ。しかし、その真相については様々な憶測がパドックでも飛び交っている。中にはGP25への適応に失敗したことでドゥカティはGP24シャシーの使用許可を出し、VR46のフランコ・モルビデリが使っているGP24のシャシーをテストしたのではないかという説もある。
モルビデリのシャシー使用、そして好転のきっかけについてインドネシアGPで尋ねられたバニャイヤ。彼は次のように答えている。
「ミサノテストでは、過去により自信やパフォーマンスをもたらしてくれた、様々なモノを試すことにしたんだ」
「その質問(モルビデリのシャシーについて)を肯定はしないけど、ミサノテストでのフィードバックは、僕らが過去に使用したいくつかのアイテムからも来ている」
こうしたバニャイヤの言い分は、前戦日本GPの時と変わっていない。彼は先週、次のように語っていた。
「ミサノでは色々なモノを試したよ。既にあったモノも色々と試したし、今シーズンはちゃんと試す機会がなかった奴とかもテストしたんだ。それでフィーリングが少し良くなったというわけだ」
なおバニャイヤが乗っているバイクは、チームメイトのマルク・マルケスと「全て同じなわけではない」と彼は答えていた。
そんなバニャイヤにとってインドネシアGPで課題となるのは、好転が一過性のものではなく、持続可能な好転だと示すことだ。ただバニャイヤはマシンの仕上がりに自信を示しており、初日は一切バイクに手を加えないつもりだとも語っている。
「かなり自信はある。でもこのコースは僕にとっても決して簡単なコースじゃないからね。だから適応していくことになると思う」
「チームとは既に話をつけていて、土曜日までバイクには一切手を触れないで、状況に適応するのに集中すると決めているんだ」
「今のパッケージなら、僕により自信とパフォーマンスを与えてくれると分かっている。だから日本と同じバイクでスタートすることに決めているし、週末を通じて見極めようとしている。初日の走行後には結果も分かってくるだろうし、今から色々問題を解決しようとしているわけじゃないんだ。つまりより良い状態にあるということだね」
バニャイヤは、2025年シーズンのこれまでの落胆の記憶があっても、自信がこれまで以上に高まっていると語った。
「シーズン中ずっと言ってきたことだけど、僕のポテンシャルは分かっている。自分が求めているモノが手に入れば、すぐに上位争いに加われるだろうとね」
「色々と試すためにミサノテストまで時間が必要だっただけで、その瞬間からまた自分の望むように走れるようになった。もてぎでああした週末を過ごせたのは最高だね」

