高弾道&低スピンにつながるスイング

ジョン・ラーム●1994年生まれ、スペイン出身。188cm、101kg。19-20年シーズンは欧州ツアーのスペインオープンなどで2勝。米ツアーはファーマーズインシュランスオープンで2位になるなどトップ10入り5回。世界ランキング2位。ツアー3勝。
PGAツアーには軽く振っているように見えても、キャリーで300ヤードを超える選手もいます。世界ランク2位のジョン・ラームや世界ランク7位のパトリック・リードがそんなスイングです。ラームはトップがコンパクトで、クォータースイングのように見えます。それでも飛距離が出るのは、フォローサイドの大きなスイングアークがポイントです。
フォロー側が大きくなるのは右重心のまま体を回しているから。アマチュアは早いタイミングで左側に体重を移してしまう人が多いですが、右重心のまま上半身を回転させると大きなフォローでフィニッシュまで振り切れるスイングになります。

パトリック・リード●1990年生まれ、アメリカ出身。182cm、90kg。19-20年シーズンはセントリートーナメント・オブ・チャンピオンズで2位タイ、WGCメキシコ選手権では優勝を挙げる。平均パット数1位のパターの名手。世界ランキング7位。ツアー8勝。
右重心にはもうひとつメリットがあります。右重心のダウンスイングは、インパクトの瞬間にアッパー軌道になるので、ラームのようにロフトを立ててインパクトしても高弾道・低スピンボールが打てるのです。
いかがでしたか? ぜひ、解説を参考にして練習してみてください。

解説=星野豪史
●ほしの・ごうし/1972年生まれ、東京都出身。欧米ツアーの観戦や情報収集を精力的に行う海外ゴルフ事情通のプロゴルファー。東京都港区虎ノ門の54GOLF CLINICでアマチュアやプロを目指すジュニアを指導中
※プロフィールは5月現在の成績
構成=野中真一
写真=ゲーリー小林、田辺JJ安啓

