アルピーヌのフランコ・コラピント陣営は、F1中国GPで起きたエステバン・オコン(ハース)との接触を巡り、ファンに対してオコンへの誹謗中傷をしないよう呼びかけた。
コラピントは中国GPではポイント圏内であるトップ10を争った。ただ、レース後半の32周目にターン2でイン側から果敢に仕掛けてきたオコンに接触され、スピンして後退してしまった。
それでもコラピントは体勢を立て直すと、アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)を抜いて11番手に浮上。さらにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアもあり、10位でポイントを獲得することができた。
接触を起こしたオコンに対しては、その責任が認められて10秒のペナルティが決定。オコンはピットストップ中にペナルティを消化し、14位でのフィニッシュとなっている。
レース後、オコンはこの件について「ペナルティは当然だ」と認めた。なおインタビュー前にオコンはコラピントに謝罪も行なっていた。
「レースを通してフランコと争っていた。だからあの最後のインシデントは明らかに自分の責任だ。少し楽観的すぎたし、実際にはスペースはなかった」
オコンはそう語る。
「争っていたのは1ポイントだけだったが、自分にとっても彼にとっても、本来なら今日はもっと多くのポイントを得られたはずだった」
「彼がポイントを獲得できたのは良かった。いいレースをしていたからね」
そしてコラピントは接触についてこう語った。
「リプレイは見ていないが、彼は自分の右リヤに接触してきて、マシンを壊された」
「起きてしまったことは仕方ないし、彼も謝罪してくれたので問題はないが、それでもポイントをいくつか失ったのは本当に残念だ」
そしてコラピントのマネジメントを担当しているBullet Sports Managementは、SNS上での誹謗中傷を抑止するため、事前に声明を発表した。コラピントファンはSNS上での誹謗中傷行為が悪目立ちすることがこれまでに何度かあり、角田裕毅がその対象となったこともあった。
「お知らせ:エステバンやその家族、ハースチームに対して、憎悪を込めたメッセージや殺害予告を送らないでほしい」
「そのような行為は今回のインシデントを変えるものではなく、フランコのファンの評価を下げるだけだ。いつも前向きで敬意ある応援をしてくれていることに感謝する」

