現地時間3月15日に行なわれたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝、アメリカvsドミニカ共和国。事実上の決勝とも言われた注目の一戦は、2対1でアメリカが制し、2大会連続の決勝進出を果たしたが、“最後の1球”が物議を醸す結果となった。
9回裏、1点を追うドミニカの攻撃、2アウトながら三塁に同点のランナーを置き、打席に立ったのはヘラルド・ペルドモ。フルカウントまで粘って迎えた8球目、アメリカの守護神メイソン・ミラーから投じられた低めのスライダーを自信を持って見逃したペルドモだったが、判定はストライクで試合終了となった。
試合後、勝利したアメリカのメディアやOBたちですらも、勝敗を決める局面での微妙な判定に異議を唱え、議論が噴出したが、他競技のスーパースターも黙っていなかった。NBAニューヨーク・ニックス所属のカール・アンソニー・タウンズだ。
タウンズは米国ニュージャージー生まれだが、母親がドミニカ共和国出身の関係で、プロ入り前から同国代表として活動。2023年のFIBAバスケットボールワールドカップでも10年ぶりに代表のユニフォームに袖を通し、改めて“ドミニカ愛”を示していた。
そんなオールスタービッグマンは、地元メディアに“最後の1球”について問われると、声のトーンを上げ「あり得ねえよ、あれは完全にボールだった!」と一喝。次のようにまくしたてた。
「クソみたいな判定だ。ドミニカはチャンスを与えられるべきだった。フェルナンド・タティースJr.に打席が回ってくるはずだったんだぞ。どう見てもボールだった。アメリカ人としてもそう言うよ」
タウンズの言う通り、ペルドモが四球で出塁していれば、次の打席は今大会打率.400のタティースJr.だっただけに、展開は大きく変わっていた可能性もあった。ニューヨークを拠点にし、アメリカ国籍も持つタウンズだが、ドミニカ共和国の敗退は相当に悔しかったようだ。
構成●ダンクシュート編集部【画像】侍ジャパン、準々決勝でWBC敗退… 大谷の”先頭打者HR返し”で始まりベネズエラの強力打線に食らいつくも一歩及ばず…|WBC 準々決勝 日本 5-8 ベネズエラ
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