ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に韓国代表として出場したキム・ヘソンの起用法について、慎重な姿勢を見せている。現地3月16日、地元メディア『Dodgers Nation』が伝えた。
キム・ヘソンはWBC合流前、オープン戦4試合で13打数6安打、打率.462、1本塁打、5打点と猛打を振るい、昨季から取り組んできたスイング改良の手応えを掴んだかに見えた。
しかし、WBCでは4試合で12打数1安打、打率.083と低迷。8日の台湾戦では、1点ビハインドの延長10回タイブレークで2死から二盗をして決死のヘッドスライディングをした時に左手の指に若干の衝撃を受け、違和感があったため最終戦のオーストラリア戦はスタメンから外れていた。
同メディアによると、ロバーツ監督は「スイングのタイミングが合っていない」と率直に語り、不振の原因が打撃メカニズムの乱れにあるとの見方を示した。『Dodgers Nation』は、「昨季から取り組んできた安定したスイングを取り戻す必要がある」と指摘。そのうえで、WBCの対戦相手が必ずしもエリート級の投手陣ではなかった点にも触れ、厳しい現状を伝えている。
現在チームは、トミー・エドマンが負傷者リストで開幕を迎えることが確実視されており、二塁手の座を巡る定位置争いが激化している。ロバーツ監督は「キム・ヘソンが我々のロースターに適した存在であるのは間違いない」と評価しつつも、「自分の打席で結果を出せるという自信を持てる状態まで調子を上げる必要がある」と強調した。
開幕まで残り10日。指揮官は「幸い、解決策を見つける時間はまだある」と語っており、キム・ヘソンが信頼を取り戻せるか、正念場を迎えている。
構成●THE DIGEST編集部
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