必死だった3カ月
中途採用で入った会社は、想像以上にスピードが速い職場でした。業務の流れを覚えるだけで精一杯で、周りに迷惑をかけている自覚はありました。それでも毎晩マニュアルを読み返し、わからないことはメモして翌朝確認し、できることを増やしていました。
直属の上司は、必要最低限のことしか話さない人でした。「嫌われてはいないけど、期待もされていないんだろうな」。そう感じながらも、とにかく食らいつくしかないと自分に言い聞かせていました。
光った通知
朝の支度をしているとき、スマホに上司からのLINE通知が光りました。業務連絡かと思って開いた画面に並んでいたのは、「あの新人マジ使えない。早く辞めてほしい」という文字でした。
何度読み返しても、自分のことを言っていたのです。指が震えて、スマホを落としそうになりました。でも、次の瞬間には反射的にスクリーンショットを撮っていました。これは証拠になる。そう思いました。
