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「ファルケの信頼を失っている」なぜ? 田中碧がまさかの7戦連続出番なし。リーズ番記者の見解「本当の理由は分からないが、推測はできる」【現地発】

「ファルケの信頼を失っている」なぜ? 田中碧がまさかの7戦連続出番なし。リーズ番記者の見解「本当の理由は分からないが、推測はできる」【現地発】


 イングランド・プレミアリーグのリーズに所属する日本代表MF田中碧が、3月15日に行なわれたクリスタル・パレス戦でも出番を与えられなかった。

 国内リーグでは7試合連続でベンチスタートのまま、出場なしが続いている。チャンピオンシップ(イングランド2部)で戦った昨季はリーズのプレミアリーグ昇格に大きく貢献したが、プレミアに舞台を移した今シーズンは苦しんでいる。

 0-0の引き分けに終わったパレス戦で、田中はタッチライン際で入念にアップをこなしていた。この試合でベンチスタートだったパレスの鎌田大地と、ともにアップを行ないながら試合を見守る場面もあった。

 3日前にカンファレンスリーグをこなした鎌田には休養が与えられ、ベンチスタート。リーズ戦では80分から途中交代で出場した。しかしリーズの場合、前半終盤に退場者が出たこともあり、采配自体が守備的になった。

 攻撃に持ち味のある田中の出番は遠のいた。田中はその1週間前に行なわれたFAカップのノーリッジ戦で先発して70分までピッチに立ったが、今回のパレス戦では出番を与えられなかった。

 ではリーズの番記者は、田中の状況をどう見ているのか。

「本当に奇妙だと思う」と語るのは、地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』で番記者を務めるグラハム・スミス記者である。同氏はこう語る。

「最近はリーグ戦で出番がなく、ダニエル・ファルケの信頼を失っている。なぜ監督の信頼が低下したのか。本当の理由は分からないが、推測はできる。

 実際、プレーの浮き沈みが激しい。たとえば、12月に行なわれたリバプール戦では途中交代から出場し、貴重な同点ゴールを決めた。ゴールは素晴らしかったが、プレスを仕掛けた結果、自身の背後にスペースを空けて、リバプールにゴールを許した。

 もうひとつ言えば、9月のボーンマス戦。この試合、田中は途中交代で87分から出場したが、彼のボールロストからFKを与え、それが相手の同点ゴールにつながった(※結果は2-2の引き分け)。1月のブレントフォード戦でも不用意なボールロストがあった。

 一方で、非常に良い試合もあった。たとえば、12月のチェルシー戦。田中は先発し、素晴らしいミドルシュートでネットを揺らした。この試合の田中は本当に、本当に素晴らしかった。3月8日のノーリッジ戦のパフォーマンスも悪くなかった」
 
 このアップダウンの大きさが今季の序列低下につながっていると、スミス記者は指摘する。

「田中は、昨季のチャンピオンシップにおいて自軍選手選出の最優秀選手に選ばれた。ただプレミアリーグに昇格した今季、良い時と悪い時の差が大きい。継続して出番を与えられているFAカップでは、比較的に良いパフォーマンスを見せていると思う。バーミンガムやノーリッジなど、相手が2部リーグ所属である点は無関係ではないだろう。

 だがプレミアリーグの試合では波が大きい。良い試合もあれば、悪い試合もある。その不安定さこそが、ファルケ監督が信頼していない理由だろう。

 プレミアリーグとチャンピオンシップでは、レベルの差が非常に大きい。まったく別のリーグと言っても過言ではない。リーズは2部でボールを保持できていたが、プレミアリーグではそうはいかない。そのため守備だけでなく、ひとつの判断やプレーでも集中を切らしてはいけない。不用意なファウルを避けること、スペースを与えないこと。これらが非常に重要になるが、この点で田中には波がある」
 
 リーズでは、イタリア人アタッカーのウィルフリード・ニョントも継続的に出番を与えられていない。ポテンシャルの大きい21歳のアタッカーについて、スミス記者は田中と比較してこう語る。

「田中とニョントの状況は少し似ている。どちらもタレントは素晴らしいが、十分な出場機会が与えられていない。

 だがニョントの方が、途中出場の際にアピールできている印象だ。そもそもニョントはアタッカー。攻撃面で違いを作り出すことが求められ、その役割をこなせている。一方の田中はセントラルMF。中盤中央の選手はプレミアリーグとチャンピオンシップで求められるプレーや役割が異なる。そこに田中は苦しんでいると思う」

 では、田中に巻き返しのチャンスはあるのか。同記者は言葉を続ける。

「今シーズンもまだ試合は残されている。田中にもアピールの時間はあるはずだ。ただ今の状況は、少し奇妙に思うんだ。誰もが、プレミアリーグへの適応に相応の時間が必要なはずだが、田中の場合は出場機会が十分でない。

 つまり、真の意味で評価を下すには、プレー時間が不足している。ただ、厳しいことを言えば、出場した際のパフォーマンスが『十分に良い』とは言えない。そうしたことから、ファルケ監督の好みから外れてしまっているのだろう」
 
 スミス記者は「出場機会が少なく、田中を真の意味で評価できない」と語る一方で、「限られた出場でも決定的なインパクトを残せていない」と指摘する。まさに板挟みの状態にあると言える。

 その田中はパレス戦後、出番のなかった選手たちと共にトレーニングに汗を流していた。ゴールラインからハーフラインまでの全力スプリントを繰り返し、コンディション維持に努めていた。

 リーズは30節終了時で「勝点32の15位」。降格圏の18位・ウェストハムとはわずか3ポイント差で、プレミア残留に向けてまだまだ油断はできない。今後もファルケ監督は堅実な采配を続けるだろう。

 一方でスミス記者は「田中にアピールのチャンスを」と訴える。もちろん出番を掴んだ際には「最高級のパフォーマンスが求められる」と注文もつけた。果たして田中は、シーズン終盤戦で序列を引き上げることができるか。

取材・文●田嶋コウスケ

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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