2億画素のカメラの性能やいかに? iPhone 17 Proと比較してみた
さて、Galaxyと言えばカメラだ。Galaxy Z Fold7もGalaxy S26 Ultraも約2億画素というカメラを内蔵しているので、それをちょっと試してみたい。こちらはGalaxy S26 Ultra。

とはいえ、2億画素で撮ってもWebサイトに掲載すると圧縮されるため、とりあえず絵柄のテイストを知る目的でポートレートモードで撮影してみた。上のGalaxy S26 Ultraではかなり強く後ろ側の花がボケている。下がiPhone 17 Pro。

昔はメーカーごとに写真のテイストは大きく違ったものだが、こうやって2枚見比べると色調には大きな差はない。ディスプレイで見る限りでは解像感も大きく差はない。ポートレートモードのデフォルトでのボケ感はGalaxy S26 Ultraの方が大きいがそこはテイストの問題だろう。
次は、いつもの場所で風景写真を撮ってみた。こちらはGalaxy S26 Ultra。

これが2億画素かと思ったのだが、データをよく見ると4000×3000ピクセルの1200万画素。iPhoneと同じく、通常の設定ではフル画素で撮らないようになっているらしい。ちゃんと設定してから撮ればよかったが、既に機材を返却してしまっているので、そこのところはまたの機会に。今回は普通に撮った場合の大体の質感を見ていただきたい。十分にシャープで、変な色の偏りもない。

こちらがiPhone。やや暗く映ってしまっているが、そのあたりは被写体によっても若干設定が変わるので、色や質感の参考として見ていただきたい。わずかにSamsungの方がシャープさを強調する設定になっているように感じるが、昔と違って今は写真の方向性にどちらも大きな違いはないように思う。
次は望遠を試してみよう。こちらがSamsungの10倍光学相当のズームである。

こちらがiPhoneの8倍光学ズーム相当。ディテール感には優劣はないように思う。

どちらも今や甲乙つけがたいように思う。逆に言うと、数字でのアピールは2億画素、5000万画素とSamsungの方が派手だが、通常の撮影では決してiPhoneのカメラが劣っているわけではない。 いまさら解像度が足りないということもないので、むしろ処理の巧拙というか、シャープにするか、滑らかにするか、色味をどうするかというところに各メーカーの違いが出るように思う。まぁ、ちゃんと検証してから言えよという話なので、次回機会があれば、2億画素を試すようにしたい。
Samsungのデジタル100倍相当ズームというのを使ってみた。さすがに100倍はブレて撮りにくい。被写体をちゃんと写し込むのもひと苦労だ。 デジタルでかなり補完されており、少しのっぺりしているようになることが分かる。

iPhoneの8倍ズームの写真をクロップして同じくらいのサイズにしてみた。さすがにこちらはシャギーが出る。ただ、Photoshopなどで処理したらGalaxy相当の絵は得られそうな気がする。

先鋭的なチャンレンジが魅力
Androidを使いこなせないので機能の深いところまでは理解できなかったが、Galaxyが十分に洗練されていることは触ってみて分かった。Sペンやフォルダブル、プライバシースクリーンなど、iPhoneにも導入してほしい機能を先んじて取り入れているところはさすがだ。
今や2億台/年を生産するiPhoneは、ビジネスを成立させるためにはとにかくマスを狙わなければならない。だから尖ったコンセプトの製品は作りにくいのかも。アップルからも折り畳み式携帯が発売されることはあるのだろうか? アップルからもっと挑戦的なスマホが出たら面白いのにと思う。
筆者の場合はiCloudなどAppleのエコシステムを多用しているためAndroidの携帯を買おうとは思わない。しかし今回使ってみて、その魅力の一端はたしかに感じたように思う。
(村上タクタ)