これ以上、応援するグループに迷惑をかけられない
取材の終盤、彼女が最も気にしていたのは、自身の行為によって応援しているグループに迷惑がかかることでした。顔出しはNGとしつつも、質問には丁寧に答える姿勢が印象的で、その姿は「悪質な転売ヤー」というよりも、「好きすぎて一線を越えてしまったファン」といえるものでした。
一方で、行為そのものは違法です。チケット不正転売禁止法に抵触する可能性があるほか、ケースによっては詐欺罪や電子計算機使用詐欺罪に問われる可能性もあります。
3月2日には、YC社が「チケット流通センター」に対し、「チケットの不正転売を仲介して手数料を得ることの正当性がないことを確認するため」として、不当利益返還請求などを求める訴訟を提起していたこと(関連記事)も明らかとなっており、エンターテインメント業界全体の転売対策やチケットリセールサイトのプラットフォームの責任のあり方が問われています。
(Kikka)

