絶景の露天風呂と噂の「美肌の湯」
サウナも満喫!心ゆくまで癒される大浴場

まずは大浴場へ向かいましょう。
内湯、露天風呂、サウナ、水風呂が完備されています。
源泉は約4kmほど離れた「猿川温泉」からの引き湯。
茶褐色に濁った内湯の表面には、湯の花が浮いていました。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)で、pH値は6.0の中性です。
お湯に入ると、まろやかな肌ざわり。
まるで天然の化粧水のようなテクスチャーです。
この正体は、温泉に含まれる天然の保湿成分「メタケイ酸」。
なんと、152.5mgものメタケイ酸が含まれているのです。
メタケイ酸には、肌のセラミドを整え、新陳代謝(ターンオーバー)を促したり、肌の乾燥を防いで潤いを与える働きがあるといわれています。
さらに、肌のダメージを回復させる「メタホウ酸」も121.8mg含まれています。
メタケイ酸とメタホウ酸、両方の成分が含まれている温泉はとても希少です。
しかも、両方合わせて274.3mgも含まれているのですから、まさに「美肌の湯」と呼ぶにふさわしい温泉です。

外には岩風呂があり、渡良瀬川から吹いてくる風が心地よく、ついつい長湯してしまいそうになります。

さらに、ヒノキの香りが漂う3段のドライサウナも完備。
中ではセルフロウリュが楽しめます。

じっくり体の芯まで温まったら、地下水を使用した水風呂でクールダウン。

目の前に広がる山々の緑を見て、しっかりととのいました。

温泉成分でいうと塩化物イオンが多いので、体の芯から温まります。
冷え性で悩んでいる女性にもおすすめしたい温泉です。
雄大な自然に癒される大露天風呂

実は奥にもうひとつ大露天風呂があります。
一度洋服に着替え一番奥へと向かいましょう。館内着を借りていると便利です。
大露天風呂の目の前に広がるのは荒神山の雄大な稜線。
岩場に腰かけてゆっくりと半身浴をするのもおすすめです。
心臓に負担をかけずにじっくり体を温める半身浴は、血行を促進し、デトックス効果を高めてくれます。
疲労回復効果も期待できますよ。
美意識の高い女性も大満足のアイテム

洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォームなどが揃っているので、荷物も最小限で済みます。
しかも、なにげにこだわりのアイテム。
パウダールームにも基礎化粧品とドライヤーが完備されています。
畳とクッション、どちらがお好み?「木もれび庵」

館内の休憩スペース「木もれび庵」は、「ひるねの間」と「琉球畳の間」の2カ所あります。
「ひるねの間」では、柔らかなクッションに体を預けて仮眠ができます。

「琉球畳の間」は、畳の上でごろ寝ができるスペースです。
通気性が良く夏場でも気持ちよく過ごせます。
また、適度な硬さが背骨をまっすぐに保ってくれるため、姿勢を正したい人にもおすすめです。

私は外気浴スペースで、心地よい風に吹かれながら過ごしました。

乾いた喉に嬉しいワンドリンクサービス

大人の入館料には、ワンドリンクサービスが含まれています。
大浴場と「木もれび庵」の間にある軽食コーナーで、お好きな湯上がりドリンクを1杯いただきましょう。
ペプシコーラやジンジャーエール、ウーロン茶のほか、「サウメ」や「ととのった」といったサウナドリンクもあります。
プラス200円でアルコールも選べるので、私は生ビールを注文。枝豆や手作り蒟蒻の田楽などの軽食もあるので、ついつい飲みすぎてしまいそうです。

充実した館内施設と細やかなサービス

館内には温泉以外にも旅を充実させる施設があり、こちらは一般の人も自由に利用できます。
群馬グルメが堪能できる「里山本陣」

食事処「里山本陣」では、赤城鶏や群馬県産豚の角煮を使用した釜めしや、群馬名物おっきりこみうどんなど、群馬グルメを中心としたメニューが揃っています。
私がランチでいただいたのは「桐生名物ソースかつ丼 小うどんセット」。
うどんは温か冷を選べたので、冷でお願いしました。

想像以上のボリュームです。
うどんは、なんとおっきりこみでした。
一度に2種類の群馬名物が食べられるなんて贅沢!
揚げたてのカツは甘じょっぱいソースが絡んで、ご飯がバクバク進んでしまいます。
デザートに葛饅頭までついていました。これで1,408円はお得!
他の群馬グルメも、どれもおいしそうでした。
電話番号 0277 – 46 – 9071
営業時間 11:00 ~ 21:00(ラストオーダー 20:00)
